病気平癒で有名な奈良のお寺・神社3選:その2.大和神社(おおやまとじんじゃ)
大和神社は、大和一国の国御霊(くにみたま)を祀る神社で、今から約2000年前に創建された日本最古の神社です。
御祭神は「日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)」、国土の守護神として、天照大御神と共に宮中に祀られていた神様です。
戦艦大和ゆかりの神社としても有名で、大日本帝国海軍が建造した史上最大の戦艦大和は、国土の守護神である日本大国魂大神のパワーを受けるべく大和神社の御分霊が祀られていたそうです。
そのため、戦艦大和の長さは大和神社の参道と同じ270mで、幅は参道の約4倍40mに造られていたそうです。
その日本大国魂大神のご神徳により、人間や生物の生命や寿命の御利益があると言われています。
個人祈祷
予約制ではございません。ご来社頂き申込をされた順にご祈祷を行いますが、神社の行事等ががはいっている時間はご祈祷が行えませんので、その間お待ち頂きます。お電話・メールなどで予約してご来社ください。
祈祷受付:拝殿北側(正面に向って右手)の社務所でお申込み下さい。
受付時間:午前9時~午後4時 但し、祭典等が執り行われている間はご案内いたしかねますので、参拝日時が決まりましたら事前にお問い合わせ下さい。
電話:0743-66-0044
祈祷料:公表されておりません(相場は、5,000円から)。
■奈良県天理市新泉町306
公共交通機関:JR万葉まほろば線長柄駅から徒歩で8分
車:西名阪自動車道天理インターから約15分
駐車場:一の鳥居をくぐりすぐ左側。※観光バスの駐車可
大和神社 公式ホームページ:
病気平癒で有名な奈良のお寺・神社3選:その3.新薬師寺(しんやくしじ)
新薬師寺は747年に聖武天皇の病気平癒を祈って、光明皇后によって創建されました。
薬師如来の目が大きく美しいことから眼病の人の参拝が絶えないお寺です。
薬師如来が「12の本願」をおこして仏のさとりを開いたといわれる「薬師瑠璃光如来本願功徳経命」の中には「人々に仏のさとりを開かせたいと願い」「生まれつきの身体の障害や病気を治したいと願い」「色々な病気を治してやりたいと願っています。」と説かれています。
薬師如来は、命を延ばす法が説かれたり、病気を治すと願われていることから多くの信仰を集めています。
御祈祷はありませんが願い事を書いて自身の干支にあたる薬師如来の十二神将の像のところに奉納するとご利益があるといわれています。
拝観時間:9時~17時 ※休みなし
料金:大人600円、中高生350円、小学生150円
■奈良市高畑町1352
公共交通機関:JR奈良駅、近鉄奈良駅 市内循環バス10分、「破石町」下車徒歩10分
駐車場:普通車10台無料 ※万が一満車だった場合は周辺にある有料駐車場を利用してください。
新薬師寺 公式ホームページ:
〈参考〉ご本尊さまが、薬師如来様の神社は昔から病気平癒のご利益があると言われています。
薬に関係していることが名前からわかりますよね?
病気平癒ガン封じ祈祷と水子供養のお寺「せんき薬師」
まとめ
病気平癒とは、治療中の病気が完治して回復すること事を言い、癌だけではなく、どんな病気に対しても回復することを願います。
お参りの作法は、手水で身を清めてから、二礼二拍手一礼で拝礼します。
お守りはネットで購入したものや人に買ってもらったものでも効果があり、いつも身につけていた方がご利益があります。
奈良で有名な病気平癒のお寺や神社は、大安寺、大和神社、新薬師寺です。
病気平癒の祈願をすることは、神様が病気を治してくださるのではなく、その病気を治すための大きな後押しと導きがいただけるものです。
みなさまがご自身、大切な人が病気と闘うために力を授かり、先の未来に光が差しますように祈っています。