会社の新年会に行きたくない!スマートな断り方とは?強制参加はパワハラ?

1月のお祭り
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新年会は強制参加と言われた!余興をやれと言われた!これってパワハラにあたるの?

「新年会に強制参加、更には余興を強制される。これはもうパワハラでは?」など、強制だと言われるとそれはもうパワハラではと思ってしまいますよね。

ちなみにパワーハラスメントとは具体的に「職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・肉体的苦痛を与えたり職場環境を悪化させる行為」を指します。

改めてパワハラの定義を見ると、忘年会の参加・余興を強制させる行為は少し外れている雰囲気もあり、仕事の延長線上にある忘年会はパワハラには当たりません。

逆に「一人だけ誘われなかった」パターン、仕事と全く関係のない飲み会などの強制はパワハラになるので、覚えておいて損もないです!

忘年会の強制の場合はパワハラではなく「モラハラ」……「モラルハラスメント(精神的な暴力・嫌がらせ)」に当たる可能性があります。

強制することによって参加しないというだけで理不尽な非難を受けているですから、言葉としてもこちらのほうが適切ですね。

しかしモラハラの基準は正直あやふやですし労働基準法による規定もなく、まずは人事部などと相談し、会社内で丸く収められれば一番ではあります。

どうしても解決しない場合、各都道府県の労働局総務部企画室に相談することも考えてみましょう。

会社の新年会参加、余興の練習は業務に入る?残業代は請求できる?

忘年会であろうが新年会であろうが会社行事として強制である、参加しない場合は「評価に響く」などのペナルティがある場合は、間違いなく労働時間とする必要があります。

新年会に参加することにより法定労働時間を超す場合は、もちろん割増の賃金が必要になります。

余興についても同様で「会社の行事として強制されている」場合は、練習時間や買い出しの時間なども業務となりますね。

ですからよくある新年会は強制参加、だけど費用は個人負担なんていうのは本来許されるものではなく、むしろ会社は賃金を払う必要があるんです。

とはいえ昔からの「会社中心」「会社は何よりも優先」としてきた人たちは「強制とか任意以前に、会社のイベントに参加しないわけがない」というのが当たり前という風潮になってしまってもいます。

会社全体の空気を変えていくところからはじめる必要があり、一人で賃金を払うべき」などと言っても逆に疎まれる可能性もあるので、まずは周囲に相談から始めることをおすすめします。

まとめ

会社の新年会は強制参加という雰囲気も多いので断りにくく、結局は我慢して嫌々毎年参加しているという方も少なくないと思います。

本来は強制するものではないものの社風的に言い出しにくいときもあるので、まずは周囲や上司に相談し、少しずつ言いやすい環境にしていけると良いですね。

最終的には外部に相談を持ち込むなど大事にする可能性ももちろんあるものの、できれば穏便にスマートな断りを入れていきましょう!

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