お正月に作った「黒豆」の賞味期限は?日持ちは?
黒豆と言えば、生の状態ではなく、大抵は味付けまで済ませたものを指すでしょう。
甘辛く炊いた黒豆は、お正月の真冬に作るものなので、鍋の中であっても、室温が10℃以下であれば腐らずに、1週間は持たせることができるでしょう。
タッパーや重箱に入れておく場合も、10℃以下の場所や冷蔵庫で保存して、約1週間です。
もう少し長く持たせたい場合は、鍋に入れて、2~3回ほど火を入れれば、その度に菌が死滅するはずなので、賞味期限が2週間に伸びるでしょう。
もっと長く持たせたい場合は、冷凍保存が最適です。
保存袋などに入れて冷凍すれば、1か月は持ちますよ。
解凍する場合は、自然解凍がおすすめです。
ただし、解凍したものは、一番日持ちしないので、早めに食べれるように、冷凍する際に小分けにしおきましょう。
黒豆煮の作り方(ふっくらつやつやに煮る方法) – How to make Kuromame (Sweet Black Soybeans)
そもそもなぜ、お正月(おせち)に黒豆を食べる?
お正月の定番料理である黒豆ですが、なぜ黒豆をおせちとして食べるのか知らない人も多いでしょう。
黒豆はおせちの中でも、祝い肴三種(黒豆、数の子、田作り)の一つとして、おせちには欠かせないものとなっています。
祝い肴三種と餅があれば、最低限のお正月が祝えると言われるほど、大切な役割があるんですよ。
黒豆は壱の重と呼ばれる一段目に詰められるのが一般的で、長寿と健康、厄除けを願って、お重箱に詰められています。
無病息災を願い、家族全員が今年一年、健康的に暮らせるように祈願されています。
黒豆の黒い色が魔除けの色であり、黒豆のしわもないふっくらとした状態が若々しく見えるから長生きできるとされ、「まめ」には真面目によく働くことで家族が元気に暮らせるようにと言う願掛けがなされているそうです。
ちなみに、黒豆はおせちの中でも子供受けする具材人気度、ナンバーワンなんですよ。
大人受けも上々で、5位内にはランクインしています。
総合的に人気度が高いことが分かりますね。