自動車のハンドルから「キーーー」という異音が!考えられる原因と対処法は?
「キーーー」、「ギィーーー」もしくは「ウィーン」という高い音がハンドルを切る度に鳴るようなら、パワーステアリングのパワステオイルが漏れている可能性があります。
異音がハンドルの回転に合わせて鳴るようなら、パワステオイルが不足している可能性は高いでしょう。
最近の車では、電動式のパワステが普及していますが、まだ油圧式のパワステを利用している車も多く、油圧式のパワステの場合は、パワステオイルが欠かせません。
オイルが循環するホースやポンプの劣化によって、オイルが漏れてしまうことがあるんです。
オイル漏れの場合は、エンジンルームのタンクの目盛りで確認することができるので、かなり減っていると思った場合はオイル漏れを疑い、メンテナンスを受けた方がいいでしょう。
ハンドルを切って回すとギーギー、キーキー鳴る異音の原因
自動車のハンドルから「カタカタ」という異音が!考えられる原因と対処法は?
ハンドルをいっぱいに切った時に、「カタカタ」という異音がする場合は、ブーツというゴムのカバーが破損してしまっている可能性があります。
「カタカタ」という異音以外にも、「コトコト」、「カリカリ」、「ゴリゴリ」という音の場合もあります。
エンジンの駆動力をタイヤに伝えるためにある棒状の部品であるドライブシャフトに可動部を保護するために付いているブーツは、劣化するとともに破損しやすく、破れてしまうと、金属部がむき出しになって潤滑剤のグリスが飛び出してしまいます。
この状態で走行し続けると、ドライブシャフト自体の交換が必要となってしまいます。
この場合は、修理費用が高額になるので、異音に気づいたら、すぐにブーツの交換やメンテナンスをするようにしましょう。
ハンドル切って発進すると異音
まとめ
ハンドル一つとっても、かなりいろんな症状があるものですね。
いろんな部品が支えて、車は走っているんだなと改めて考えさせられますね。
細かい部品一つでも、破損すれば正常な走りをキープできないのですから、こまめに点検をして、早めに劣化した部品を交換するように努めましょう。