保険証を紛失してしまった場合、診察料金は保険適用になるの？
どうしても病院に今すぐ行きたいのに保険証が見当たらない、無くしてしまったという場合、どうしても焦ってしまいますね。
もちろん即座に再発行の手続きは行うものの、今すぐ必要であるという場合は再発行を待っているわけにもいきません。
結論から言うとやはり保険証がない場合は保険適用を受けるわけにはいかず、実費で支払う必要があります。
しかし保険証が再発行されたあと領収書を持って改めて再精算をお願いすれば、保険適用で計算し多く払った分は返ってきます。
こういったシステムは病院によっても違う場合があるので、最初に保険証の提示を求められたときに素直に「保険証を無くした」など告げ、病院の方法をしっかり確認しておくと安心ですね。
残念ながら紛失しているタイミングで保険適用してもらうことはまず不可能なので、一度実費で支払い後々再精算してもらう方法が基本になると思います。
もし他人や兄弟姉妹、親族から保険証を貸して！と頼まれたどうする？
一番最初にお話した通り、他人はもちろんのこと、兄弟や姉妹、親族など親しい身内間であっても保険証の貸し借りは絶対に行ってはいけません。
どれだけ親しい、困っている親族が相手の場合も妥協せず、きちんと断ることがお互いのためにもなります。
そのためには中途半端に「貸したいけれど……」など妥協した態度を見せるのではなく、きっちり「保険証の貸し借りは犯罪になるからダメ」と伝えましょう。
使う方はもちろん貸す方も犯罪となる可能性がある保険証の貸し借りのデメリットをきちんと伝え、また保険証がない場合の診察方法を教えてあげられると良いですね。
まとめ
保険証の貸し借りは一見バレにくく見えてしまい、「ちょっとくらい」「どうしても今相手が困ってるから」など妥協してしまいたくなるかもしれません。
しかし保険証の貸し借りは立派な犯罪となってしまうので、絶対に妥協せず、きちんと断る勇気を持つことが必要です。
年齢が近いから、性別が同じだからと思っていても必ずいつかはバレてしまう上に犯罪になってしまうので、お互いのためにもきちんとした態度で断り、その上で対策を一緒に考えていきましょう！