冬なのに蚊に刺された!蚊は夏だけの虫じゃないの?
冬場で完全に油断していたのに蚊に刺されると驚いてしまいますが、まず最初に蚊はどのような生態なのかを改めてチェックしてみましょう。
蚊は卵を産み付けられてから約2~5日で幼虫、いわゆるボウフラになり、水面に生息しています。
蚊は水がある場所に卵を産み付ける習性がありますが、水場についてはきれいなところを好む蚊、汚い水を好む蚊など様々です。
ボウフラは水の中で木の葉や小さな生き物を栄養として成長し、1週間から10日ほどでオニボウフラという蛹に成長、そこから2、3日で成虫になります。
成虫した蚊は草花や樹木の分泌液を主食として生き、有名な話ですが人や動物の血を吸う蚊は雌の蚊なんですね。
雌の蚊は血に多く含まれるタンパク質を求めて吸血しますが、一方で成虫の寿命は時期や種類にも寄るものの一ヶ月から半年程度と幅も広いです。
日本で多く見かける蚊は代表的な種類として3種類あり、そのうちのひとつ「チカイエカ」という種類は実は冬眠をしない蚊なんです。
他の蚊は冬眠もしくは卵の状態で越冬しますがチカイエカは1年間いつでも活発し、なおかつ吸血を行う種類でもあります。
チカイエカと言えど気温が氷点下になるような真冬、もしくは外であれば活動もあまり出来ませんが、近頃はオフィスや地下鉄など、寒さが緩和される場所は多くありますよね。
冬場に蚊に刺された場合は、こういった暖かい場所で活動しているチカイエカに刺されたという可能性が極めて高いと言えます。
またチカイエカほど活動的ではないアカイエカという種類の蚊も雄は越冬出来ないものの雌は越冬している可能性があり、洞窟、また床下や物置小屋の隅などで冬眠しているんです。
家の中に侵入することが多いのもアカイエカの特徴で、押し入れやクローゼット、下駄箱などで越冬している可能性もあります。
冬でも蚊に刺されないためには?やっぱり蚊取り線香?

蚊の生態を見てみると冬場の家の中で越冬している場合はもちろんありますし、さらに暖かい家の中という環境で活発に活動している蚊がいる可能性ももちろんあるんです。
逆に家の中でアカイエカが越冬している場合、これをほうっておくと春先に冬眠から目覚め、近くで一気に蚊が増えてしまうという可能性も考えられるんですね。
冬でも蚊に刺されない場合の対策、予防方法としては特に夏場と変わらず、やっぱり蚊取り線香や虫よけ対策になります。
近頃増えているスプレータイプのワンプッシュだけで長時間持続するような虫除けも有効で、「家の中に蚊がいる!」と思ったら夏場と同じように対策をしておきましょう!