岩木山神社に初詣に行こう!岩木山神社ってどんな神社?
岩木山神社の創建は780年ともいわれており、記録では2度の火災に遭い、なかでも1度目の1589年には大半を焼失してしまいました。
現存する神社は奥日光とも称され、本殿・拝殿・奥門・楼門などは国の重要文化財にも指定されています。
御祭神は、顯國魂神(うつしくにたまのかみ)、多都比姫神(たつひひめのかみ)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、坂上刈田麿(さかのうえのかりたまろのみこと)、宇賀能賣神(うがのめのかみ)。
陸奥津軽の開拓神、農海産物の守護神、祖霊の座すところとして崇められています。
岩木山の神々に五穀豊穣と家内安全を祈願する伝統行事「お山参詣」は津軽の秋最大のお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
参拝応対時間
24時間いつでも参拝することが可能
岩木山神社 公式サイト:
アクセスや駐車場などの情報
住所 青森県弘前市百沢字寺沢27
公共交通機関:JR「弘前駅」より枯木平線で約40分「岩木山神社前」で下車すぐ。
車:東北道「大鰐弘前IC」から約24.5km弘前市内から約30分。
駐車場:一の鳥居前 駐車場、百沢駐車場ともに無料。混雑時は、神社よりいわき荘方向に100メートルほど行き左手の駐車場ご利用ください。
※いずれも区画線なし、祭日には満車状態です。
岩木山観光協会HP
岩木山神社は岩木山(1,625m)を祖山とするパワースポットといわれ、岩木山の気の貯水池のようになっているのです!
岩木山は水の気を持つ霊山なので「愛情」「子宝」「信頼」「金運」「豊かさ」など水に属する運気をもらえます。
手水舎と拝殿がもっともパワーが強いスポットで手水舎の水に触れることで運気を体内に定着させることができるそうですよ。
岩木山神社の元旦のみどころ!お囃子は何時から見れる?
「祭囃子」は祭の行事に伴って演奏されます。
岩木山神社の元旦お山参詣では、午前9時から境内にて笛・鐘・太鼓が奏でられ「登山囃子」が演奏されます。
「登山囃子」の原型となったのが、岩木山の麓にあった「百沢寺」の住職が作ったとされる唱文です。
現在は「さいぎさいぎ」と呼ばれています。
その後も登山囃子は幾多の変化を遂げてきたと言われています。
昭和25年、村々で特徴のあった「登拝(とはい)の囃子」のいいところを集め、古い囃子の曲調をくずさないようにして、現在広く演奏されている「共通の囃子(登山囃子)」が作られました。
岩木山 お山参詣 登山囃子
お山参詣の唱文(登山)
●懺悔懺悔(サイギサイギ)
過去の罪過を悔い改め神仏に告げこれを謝す。
●六根懺悔(ドッコイサイギ)
人間の感ずる六つの根元。目・耳・鼻・舌・身・意の六根の迷いを捨てて汚れのない身になる。
●御山八代(オヤマサハツダイ)
観音菩薩・弥勒菩薩・文殊菩薩・地蔵観音・普賢菩薩・不動明王・虚空蔵菩薩・金剛夜叉明王
●金剛道者(コウゴウドウサ)
金剛石のように揺るぎない信仰を持つ巡礼を意味します。
●一々礼拝(イーツニナノハイ)
八大柱の神仏を一柱ごとに礼拝する。
●南無帰命頂礼(ナムキンミョウチョウライ)
身命をささげて仏菩薩に帰依し神仏のいましめに従う。
お山参詣の唱文(下山)
いい山かげた朔日山かげた…バダラ、バダラ、バダラヨー。
「跋折羅(バサラ)」とは、おどけてはめをはずすこと。
バダラ踊りは、登拝を無事すませたという喜びと、お山がそれぞれの願い事を聞き入れ登拝した方々に神通力が宿ったということを表現したものです。
岩木山神社に無事登拝の報告をした後は、楼門からバダラ踊りをして帰途につきます。