小田原「飯泉観音だるま市2023」みどころガイド!だるまの買い方・選び方は?

12月のお祭り
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買っただるまにいつ目をいれるの?どこに飾るの?いつまで飾るの?

だるまの目はいつ入れるの?

だるまの目を入れるというのは、目玉を書き入れるということではなく、だるまに魂を入れる行為

願いを込めながら、だるまに魂を注入します。

目標を達成するまで日々片目しか入れていないだるまを見ることで、自分の目標を思い出させてくれます。

開眼式は自分もできるし、お坊さんに入れてもらっても良いです

購入したダルマは、観音堂で目を入れる開眼も行われています

願いを込めるそのときに目を入れればいいのですが、縁起を担ぐのであれば大安などの良い日に入れるのがいいですね。

だるまはどこに飾ればいいの?

神棚の向かって右に鎮座させることが正式な置き方ですが、今では置きたい場所に『飾る』という感覚で置かれるようになりました。

だるまは東から南の方角にお顔が向くように置くのが良いとされています。

家内安全ならリビング。合格祈願なら勉強机の上など、できるだけ目につく場所に置くことで、願い事をたびたび思い出すというのがいいのかもしれません。

だるまを見ることで願いを強く意識できるようなところに置きましょう

だるまはいつまで飾るの?

その一年に願いが叶ったかどうかに関わらず、健康な生活を送れているということがご利益なんだと思って毎年買い替えましょう

古いだるまはどんど焼きで「供養」されます。だるまを供養するというのは感謝を込めてだるまを燃やすことです。

市が終わってからお焚きあげ(供養)がありますので昨年だるまを買った方は持ってきましょう

飯泉観音だるま市 その他のみどころは?

境内にある大イチョウ

飯泉観音の境内には樹齢700年を超える大イチョウが綺麗に紅葉して、その立派な姿を見せてくれます。

大イチョウは樹高30m、幹囲7.5mで県内最大級神奈川県の天然記念物になっています。黄色い絨毯が一面に広がってとても美しい光景です。

12月1日飯泉観音さま黄色い絨毯

重要文化財を見ながら散策

だるま市に来た際にはお寺を散策しながら文化財を見て欲しいと思います。

入口には大きな仁王門があります。

ここで仇討で有名な曽我兄弟が力を授かったという伝説があります。

ご朱印にも書かれている「二宮尊徳先生初発願霊場」。

小学校の銅像で有名な二宮金次郎がこのお寺で観音経を聞き、初めて信仰に目覚めたという話があります。

境内には本堂に向かって拝む金次郎像があります。

神奈川県指定重要文化財の十一面観音立像金堂などもあり、散策しているだけでも歴史を感じることができそうです。

坂東三十三観音 第5番 飯泉山 勝福寺 HD

まとめ

400年以上も続いている飯泉観音だるま市をまとめると、

・年始を待たずに関東地方で一番早く12月17日・18日に開かれます。
・境内には大イチョウなど、見る価値のあるものがいっぱい!
・最初に買うだるまは、小さいものから。
・だるまは、リビングなどいつも視界に入る場所に鎮座させる。
・購入しただるまは、市が終わってからお焚きあげ(供養)する。

年明けに行われることの多いだるま市ですが、一足先に家内安全や商売繁盛を願う人々が多数訪れるため、毎年用意されている臨時駐車場もいっぱいになってしまうほどの人出になるそうです。

祈祷済みのだるまを購入することもできるので、もし叶えたい夢や目標があれば自宅にだるまを置いてみてはいかがでしょうか。

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