冬の風物詩熊手市ってどんな行事?酉の市との違いは?
西台大鷲神社の熊手市の歴史はなんと130年以上前から続いていて、「江戸最終の市」などと言われていることもあります。
そんな西台大鷲神社の熊手市のはじまりはかつてこの土地に住んでいた名主の娘が大病を患った際、一羽の鷲が娘の身代わりになってくれたというところからなんです。
娘はそのおかげで病も治り長寿をまっとうすることができ、これを祈念して西台大鷲神社の熊手市が始まったと伝えられています。
西台大鷲神社の熊手市は他の場所で開催される熊手市(酉の市)が全て終わってからその年の最後に開催されるということで、「しまいの酉の市」とも呼ばれています。
「納めの酉の市」とも言われている西台大鷲神社の熊手市には毎年商売繁盛を願う方が多く訪れ、盛り上がっているんですね!
西台大鷲神社の熊手市は日中に祭式が行われて15時頃から熊手市が開催となり、参拝客が訪れるのは暗くなってからが多いです。
最も人が多くなるのは20時頃で、様々な熊手が販売され三三七拍子が響く、他の酉の市と変わらない雰囲気を楽しめる場所となっています!
2018年から開催日が変更されました。
これまで11月の一の酉の日から数てえ4つ目の酉の日(2019年12月14日)が祭日になっていましたが、これからは12月第2土曜日に固定されることになります。
毎年、一見不規則に変動していた日取りが覚えやすくなりました。酉の日ではなくなりましたが、暮れの週末ということで人出も増えそうです。
開催日:2023年12月9日(土)※開催日は12月第2土曜日に固定
公式発表のものではありませんので、また事前に日程はチェックし直しておいてくださいね!
関連サイト:
西台大鷲神社熊手市、みどころ・歩き方!
西台大鷲神社の熊手市は「しまいの酉の市」とも言われている通り寒い時期に入ってからの開催となるので、見どころなども事前に把握しておいたほうが動きやすいと思います。
これからいくつか西台大鷲神社の熊手市の見どころを紹介していくので、ぜひご都合に合わせてチェックしていきましょう!
見どころ1:熊手
熊手市というからにはやっぱり熊手を見たい、探したい、もしくは購入したいというのが一番ですよね!
西台大鷲神社の熊手市は豪雨にでもならない限りは開催となるので、ぜひ様々な大きさ、意匠を凝らした熊手を見に行ってみてください。
2014 西台大鷲神社 熊手市
見どころ2:露店
露店については様々な事情により規模や場所など多少変動もあるかもしれませんが、やっぱりお祭りに来たからには屋台の食べ物などは魅力ですよね。
特に寒い季節になるので温かい食べ物は欲しくなることも多くなると思います、ぜひ屋台もチェックしておきましょう!
見どころ3:参拝
熊手市はイベント的な印象が強い方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり神社に商売繁盛を願う場所、参拝も絶対に忘れないように心がけておきましょう!
熊手市紹介の動画の後半でも確認することができるので、初めて行く方は事前に動画で周辺を把握しておくとスムーズに行けると思います。