10月の那須塩原といえば「那須野巻狩まつり」!どんな行事?
1192年に鎌倉幕府を開いた源頼朝が、その翌年の4月2日から23日まで、自らの勢力を天下に知らしめるために広大な那須野ヶ原(那須塩原市)を中心に大規模な狩りを催しました。
「巻狩」とは、たくさんの勢子(せこ:狩猟の補助者)が、一斉に獲物を追い込み、武将たちが獲物を射るというスタイルの狩りをいいます。
この狩りは「那須野巻狩」と呼ばれ、10万人もの勢子が狩りに参加したといわれています。
平成6年に、源頼朝の那須野巻狩からちょうど800年の年に「くろいそ那須野巻狩800年祭」を開催し、これが後に「那須野巻狩まつり」として受け継がれ、毎年10月に開催されています。
開催日:毎年10月の第4日曜日とその前日の土曜日開催
10分でわかる那須野巻狩まつり
おまつりの概要 大将鍋出陣式
日時:毎年10月の第4日曜日の前日の土曜日
場所:那須塩原駅西口駅前広場
昨年の来場者数:4千人
料金:入場無料。巻狩鍋1杯250円(26日)・200円(27日)
おまつりの概要 那須野巻狩まつり(本まつり)
日時:毎年10月の第4日曜日
※荒天のため中止になった例があります。
場所:那珂川河畔運動公園
昨年の来場者数:7万人
駐車場:あり/3000台/無料
問い合わせ:産業観光部商工観光課商工係 TEL:0287-62-7154
JR那須塩原駅、黒磯駅前まちなか交流センター「くるる」、近隣の臨時駐車場からシャトルバスがでます。
那須野巻狩まつりのみどころ3選! その1:巻狩太鼓
黒磯巻狩太鼓は、巻狩の風景を連想させる勇壮な太鼓で、平成2年に誕生しました。
この太鼓の曲は、「狩りに出陣する前の神への祈り」「狩りでの勢子たちの喚声が山々にこだまする様子」「狩りが最高潮に達していく様子」「獲物を射止めた喜び」などを表現した6曲で構成されています。
巻狩まつりでは、黒磯巻狩太鼓の演奏のほか、市内外の太鼓の団体との太鼓の響演を聴くことができます!
青木村義民太鼓 那須野巻狩まつり