八ヶ岳の10月といえばポールラッシュ祭り!
正式名称は「ポールラッシュ祭り~八ヶ岳カンティフェア~2019」となる今年2019年の八ヶ岳ポールラッシュ祭り、その始まりは第二次大戦後までさかのぼります。
第二次世界大戦後に八ヶ岳の清里で日本の復興、そして民主化にその生涯を捧げたケンタッキー出身のアメリカ人、ポール・ラッシュ博士という人物がいました。
博士を記念して毎年秋に開催されるようになったものが八ヶ岳ポールラッシュ祭りであり、カンティフェアとは「カンティ=郡・フェア=お祭り」という意味なんです。
カンティフェアはアメリカで広く行われている収穫感謝祭で、元々は博士が地元の人々を励ますために始めたものでした。
一時中断はされていたものの、1988年に博士来清50週年を記念して「ポールラッシュ祭り」として復活したのが今の八ヶ岳ポールラッシュ祭りです。
地元の方にとっても博士への感謝、そして収穫への感謝を込めたお祭りであり、国境を超えて様々な人々と交流を深め、さらなる交流を深めるためのお祭りなんですね。
八ヶ岳ポールラッシュ祭りではカンティフェア市場や高原市場をはじめ、クラフト市など毎年およそ80ものお店や工房が出店します。
お店だけではなくプロの音楽家による演奏、地元のオーケストラや合唱団によるコンサートなども開かれるので、お店を見て回るだけではない楽しさがここにあるんですね。
来場者は2日間で5万人以上と、地元の方だけではなく遠方からも八ヶ岳ポールラッシュ祭りを楽しむためにたくさんの方が訪れています。
このような八ヶ岳ポールラッシュ祭りですが、今年2019年の開催日もすでに決定しているのでぜひ今のうちからチェックしておきましょう!
開催概要
開催日時:2019年10月19日(土)10:00~16:30・10月20日(日)10:00~16:00
場所:八ヶ岳清泉寮前牧草地
公式サイト:
ポールラッシュ祭りみどころ3選! その1:市場・マーケット
八ヶ岳ポールラッシュ祭りではカンティフェア市場としてその場で飲食可能なものが手に入るマーケット、八ヶ岳高原市場として農産物や花苗、加工品などが手に入るマーケットがあります。
またカンティクラフトマーケットとしてオリジナル作品(手作りのみ)の工芸品を販売するマーケットもあり、八ヶ岳ポールラッシュ祭りでは様々な工芸品を見ることが出来るんです。
ポール・ラッシュ祭〜八ヶ岳カンティフェア〜2006
こちらの動画でも様々なイベントやお店が準備されているところを見ることが出来ますが、自分のお好みのものはもちろん、八ヶ岳ポールラッシュ祭りで美味しい食べ物をぜひ探してみてください!