そもそも「ジャズ」ってどんな音楽?ジャズの楽しみ方は?
定禅寺ストリートジャズフェスティバルはジャズだけに留まらず様々な音楽があるというのもお話しましたが、そもそも「ジャズ」とはどのような音楽なのかご存知でしょうか。
ジャズは19世紀の終わりから20世紀の始まりにかけアメリカ南部の都市を中心として派生した音楽で、西洋楽器を用いた西洋音楽の技術、そしてアフリカ系アメリカ人独自のリズム感覚と音楽形式が融合したものです。
演奏の中にブルー・ノート、シンコペーション、スウィング、掛け合い演奏、複合リズムなどの要素を組み込んでいるのが大きな特徴ではあるものの、表現形式は自由です。
ジャズは初期から白人ミュージシャンも深く関わっている「人種混合音楽」でもあり、現在も多くの国々でジャズが演奏されるようになっていったのですね。
このような始まり方もありジャズとまとめて言ってもその種類は多く、興味がなかった方にとっては戸惑うことになるかもしれません。
初期のジャズである「ディキシーランド・ジャズ」、その後広まった「スイング・ジャズ」「ビ・バップ」「モード・ジャズ」そして1960年台から「フリー・ジャズ」というものが生まれています。
しかし難しく考える必要はなくジャズのプレイヤーはプレイスタイルも様々で、ちょっと気に入ったジャズがあればそこから気軽に入ればいいんです。
自分の好きなジャズをまずは知ってそこから同じ種類のジャズを聞いていくのも良いですし、深く気にせずジャズを耳に入れておくだけでも楽しみ方としては間違えていません。
ちなみに日本でジャズの先駆けとなったのは明治45年、アメリカ行きの船に乗った5人の青年達で、日本でも現在のように広く知られ多くのジャズプレイヤーが生まれました。
有名な日本人のジャズ・ミュージシャン、近年のジャズ界を背負って立つ、聞きやすいアーティストといえば山中千尋や纐纈歩美、NHORHM(西山瞳)など、過去には石川晶や生活向上委員会など、探すと本当にたくさんのアーティストが見つかりますよ!
【初心者向け】定禅寺ストリートジャズフェスティバルの見どころ3選!
次に、はじめて定禅寺ストリートジャズフェスティバルへ行ってみるという方向けにおすすめの見どころをいくつか紹介していきます。
見ておきたいところがたくさんありすぎる定禅寺ストリートジャズフェスティバル、ぜひ見どころについては事前に押さえておきましょう!
見どころ1:シークレットゲスト
定禅寺ストリートジャズフェスティバルでは毎年たくさんのアーティストが訪れ楽しい2日間を過ごせますが、毎年登場するシークレットゲストはぜひ見つけたらチェックしておきましょう!
タイミングが合わなかった、気づかなかったなどあるかもしれませんが、シークレットゲストなどもやはりこういった野外でたくさんのステージがある定禅寺ストリートジャズフェスティバルならではの魅力ですね!
定禅寺ストリートジャズフェスティバル綾戸智絵
見どころ2:屋台
定禅寺ストリートジャズフェスティバルはジャズを楽しむのはもちろん、お祭りならではの屋台もとても充実していてぜひ見ておきたいところなんです。
好きな音楽を楽しみながら屋台で見つけた好きな食べ物や飲み物を味わう、これも定禅寺ストリートジャズフェスティバルならではの楽しみ方ですね!
【ジャズフェス】第26回 定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台【ダイジェスト】
見どころ3:ナイトステージ
昼間明るい時間にお好みの音楽を探し歩き回るのももちろん楽しみのひとつですが、夜から行われるナイトステージも昼間とは違った魅力がありおすすめです。
ナイトステージのスケジュールなども公式サイトをこまめにチェックする、チラシなどを見逃さないようにするなど、しっかり把握しておきたいところですね!
まとめ
定禅寺ストリートジャズフェスティバルは2日間の開催で70万人もの観客が訪れる人気の高い音楽イベントで、仙台の街が一気に音楽一色に染まります。
今までジャズなど音楽にあまり興味がなかったという方でもお祭りの空気、そして街のいたるところで行われるステージは魅力的なので、ぜひ一度ご自分の目で見てみてくださいね。
ぜひ今年の定禅寺ストリートジャズフェスティバル2023に参加し、2日間ジャズをはじめ様々な音楽を楽しみましょう!