秋の灘といえば「灘の酒蔵探訪」!どんなイベント?
「 灘五郷(神戸市:西郷・御影郷・魚崎郷、西宮市:西宮郷・今津郷)」は日本一の酒どころであり、酒蔵や資料館が集積しています。
灘五郷地域への誘客を図るとともに、酒造文化への理解を深め、「灘の酒」の魅力を発信することを目的として、今年も「灘の酒蔵探訪2023」を開催します。
例年実施しているスタンプラリーのほか、昨年に続き、フォトコンテストなど、楽しい企画が盛りだくさんです。
ぜひ日本酒のシーズンに「灘五郷」へ足を運んでいただき、「灘の酒」をお楽しみください。
灘の酒蔵探訪2023
開催日:2023年10月14日(土)~2023年11月23日(木・祝)
場所:灘五郷の酒蔵等15か所
特設WEBサイト:(9月16日公開)
パンフレット配布場所:各スタンプポイント、神戸市総合インフォメーションセンター他(10月6日より配布予定)
酒蔵ではしぼりたてのお酒を購入できるほか、試飲や無料の振舞いを行っている酒蔵も多々あります。
さらに、酒粕や日本酒をベースに作った化粧品なども人気がありますよ。
神戸市 公式サイト:
「灘の酒蔵探訪2021」 白鹿記念酒造博物館
私的な灘の酒蔵巡りお勧めモデルコース(南魚崎駅から浜福鶴・櫻正宗へ・・・)
日本一の酒処!なぜ灘は酒蔵が多いの?灘とお酒の関係は?
灘と言えば、有名な酒どころですが、室町時代にはすでに酒造りがなされていたと言われています。
高い精米度と低い気温の両方の条件がそろっていたため、当時からうまい酒ができると言われていたそうですが、江戸時代中期に一気に知名度が上がります。
灘の周辺には複数の川が流れており、海岸に砂洲ができますが、この砂洲が良質な水を生んだのです。
さらに、大きな蔵を立てやすい場所であったことも関係しているでしょう。
さらに、灘は海岸に面していたために輸送が便利で、帆船に酒樽を積み込んで江戸市中に送ることができたようです。
当時は、6件の樽廻船問屋があったそうですよ。
現在でも、多くの酒造メーカーが軒を連ねているのは、大昔からの歴史と酒を造るための好条件によるものなんですね。
神戸 灘の酒蔵