日本一の芋煮会フェスティバル!どんなイベントなの?
芋煮会とは最初にお伝えしたとおり河川敷などで芋を使った鍋料理を楽しむ東北地方のイベントですが、日本一の芋煮会フェスティバルはその規模が大きいんです。
なんと直径6.5mもの大鍋を使って芋煮を作るイベントです。
直径6.5mの大鍋には里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6トンを入れ、6トンの薪(ナラ材)で煮炊きします。
まさに美味しさもスケールも日本一です!
まずはその雰囲気を動画でぜひご確認ください。
大鍋で3万食振る舞う 山形恒例、日本一の芋煮会
動画を見るだけでもその大きさに驚きますが、この大鍋で作られる芋煮を見学したあと食べられるとなると……考えただけでわくわくしてきますよね!
テレビなどでも日本一の芋煮会フェスティバルは放送されていることもあるので、「ああこのイベントか!」となられた方も多いと思います。
そんな日本一の芋煮会フェスティバル、2023年度の日程は以下のようになっているので今のうちにチェックしておきましょう。
開催概要
『輝く芋煮~でっかく美味しい山形の秋~』をテーマに、第30回開催時にギネス世界新記録を達成した日本一の大鍋「三代目鍋太郎」による3万食分(予定)の調理を行い、多くの方に山形の芋煮を堪能していただきます。
芋煮の提供方法には、「teket」による事前予約制または、当日協賛いただく整理券制となります。
詳しくは下記チケット案内をご覧ください。
会場内では三代目鍋太郎を直近で見ることができる他に、フェスティバルにご協賛いただいております各種団体、企業様の出店ブースもございます。
また、お土産用のご当地グルメやステージイベントなど、この日でしか堪能できない企画をご用意しております。
皆さんぜひ来てけろ、見でけろ、食ってけろ〜!
山形名物 第35回日本一の芋煮会フェスティバル
日程:2023年9月17日(日)雨天決行 ※荒天の場合は中止となる場合がございます
時間: 配食開始9:30〜(なくなり次第終了)
会場:山形市馬見ケ崎河川敷(双月橋付近)
予約チケット:電子チケットサービス「teket」にて受付いただけます。
チケットは売り切れ次第終了となります。あらかじめご了承ください。
販売期間:2023年9月16日(土)12:00まで
配食数量:30,000食 当日整理券配布(協賛金500円以上) 購入方法はこちら
雨天の場合も基本的には決行となっていますが、お天気が荒れている場合は中止の可能性もあるのでご了承くださいね。
例年なら、日本一の芋煮会フェスティバルは毎年の来場者が20万人と言われている人気のイベントで、この大鍋では一度で3万食もの芋煮を作ることが出来ます。
このような大鍋を使う大規模な芋煮会は他にはなく、山形県の芋煮会が「日本一」と言われるのも納得ですね。
日本一の芋煮会フェスティバルでは地元の食材がふんだんに使われ、来場者に秋の味覚を届けています。
地元の方にとっても毎年秋に開催される美味しい芋煮が食べられるイベントとして有名で、楽しみにしている方も多いですね!
公式サイト:
山形県はなぜ芋煮が名物?そもそも芋煮とはどんな食べ物?
そもそもなぜ山形で日本一の芋煮会フェスティバルが開催されているのかが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、芋煮は山形の名物であり、郷土料理なんです。
しかし芋煮の材料や味付けも地域によって違い、それぞれの地域の特産物を上手に使った芋煮が食べられています。
よく見かける「山形の郷土料理としての芋煮」の作り方についてをこれから紹介しますので、ぜひ動画も合わせてご確認ください!
山形の郷土料理!芋煮の作り方!
芋煮とは里芋や牛肉、こんにゃく、ネギを醤油ベースで煮込むものが一般的ですが、これもまた地域によって細かく違っています。
芋煮の材料
・水
・里芋(1kg)
・牛肉(500g)
・白こんにゃく
・ごぼう(さきがけにする)
・しめじ(お好みのきのこ類)
作り方については動画でも確認できますが大きなお鍋を用意して里芋を入れ、一度沸騰したお湯を捨ててからささがきにしたごぼうをいれます。
煮えてきたらアク抜きをしてこんにゃくを入れ、しめじ、牛肉と続けて入れて煮込み、里芋にはしが通るようになるまで煮込みます。
そこから砂糖やお酒、醤油で味付けをし、最後にネギを入れてお好みの煮え具合になったら完成です!