秋に聞こえてくる虫の声といえば・・・?
秋に鳴き声を聞くことができる虫と言えば、一番有名なのが、コオロギや鈴虫でしょう。
特に鈴虫の声を聴いたことがある人も多いんじゃないでしょうか?
ペットショップやホームセンターなどでも売られていますよね?
生息地は北海道から九州まで幅広く、平安時代からペットとして鳴き声が楽しまれてきました。
コオロギも鈴虫に似た鳴き声ですが、種類によっては全く異なります。
コオロギで一般的なのは、エンマコオロギやカマドコオロギです。
他には、マツムシやクツワムシ、ウマオイなどの虫を挙げることができます。
これらの虫が出てくる童謡『虫のこえ』がありますね。
聴いたことがある人も多いでしょう。気になる人は探してみてくださいね。
鈴虫の声
秋の虫はどうやって鳴いている?鳴いている意味は?
秋の虫が鳴く理由って何だと思いますか?
理由には大きく分けて3つあります。
一つ目は、ひとり鳴きです。
オス同士が互いの位置確認やコミュニケーションをとるために鳴くそうです。
次に連れ鳴きというものです。
自然派生するもので、誰かが鳴いたのにつられて一緒に鳴き出すことを指します。
最後に、おどし鳴きです。
メスをとられないように脅すために鳴くんだそうです。
つまり、鳴いている虫は全てオスと言うことになりますね。
さて、どうやって虫たちが鳴いているのかですが、ほとんどの虫が、二枚や四枚の翅をヤスリのようにこすり合わせて、あのような音を出しています。
翅には太い脈が走っているので、こすり合わせることができるんです。
きれいな声で鳴くエンマコオロギ