那智の火祭りが100倍と楽しくなる!みどころ3選!
那智の火祭りは見どころがたくさんあり、どれを優先するかによっても移動のタイミングなどが変わります。
ぜひ今のうちに那智の火祭りの見どころを把握しておき、スムーズに動けるようにしておきましょう!
見どころ1:大和舞
稚児による舞の奉納「大和舞」が午前10時から行われ、こちらも那智の火祭りならではの見どころとなっています。
那智の火祭りのはじまりとして、御本社大前の儀からの熊野那智大社の行事はしっかり見ておきたいところです!
那智の火祭(大和舞)
見どころ2:那智の田楽
那智の田楽は大和舞から続いて行われる神事で、ユネスコの無形文化遺産にも指定されている、魅力ある田楽を楽しむことが出来ます。
合計40分、22演目(21曲と番外)という長い時間楽しめますので、ぜひこちらもおすすめします!
那智の田楽 那智の火祭り
見どころ3:御火行事
「那智の火祭り」と地元の方などから呼ばれる理由となった最も重要な神事「御火行事」は、14時から那智の滝で開始となっています!
「那智の火祭り」と言えばやっぱりこの御火行事を見ておきたいですが人気も高く、場所の確保などは早めに行動することをおすすめします!
那智の火祭(御火行事・神事)
日本三大火祭り、那智の火祭りと他2つは?
ところで那智の火祭りは「日本三大火祭りのひとつ」と紹介しましたが、こう聞くと残り2つはどれなのかもちょっと興味が湧きますよね。
他の2つの火祭りについても簡単にご紹介しますので、ぜひ機会があれば別の火祭りにも行ってみましょう!
野沢温泉道祖神祭り
毎年1月13日~1月15日に開催されている野沢温泉の道祖神祭り。
日程(毎年)
1月13日 午後1時~御神木里曳き
1月14日 社殿組み立て
1月15日 昼過ぎ 社殿完成予定
1月15日
19:00 火元もらい
19:30 燈篭到着
20:00 花火、道祖神太鼓
20:30 火元到着、野沢組惣代の火つけ、初燈篭の火つけ、子供の火つけ
20:50 大人の火つけ開始
22:00頃 大人の火つけ終了
道祖神祭りは長野県で行われている火祭りで、こちらも国の重要無形文化財に指定されている大きな行事です。
25歳、41歳の厄年もしくは前厄後厄の男性が参加するのが習わしで1月に行われますが、準備にも一週間、さらにお祭りも3日間という長さとなっています。
また社殿に火をつける際に種火を貰ったたいまつを持った男衆が集まり、そのたいまつで打ち合いを行うという派手な行事でもあり、見ているだけでも緊張感、そして高揚感を味わえます!
野沢温泉 公式HP:
日本三大火祭りの一つ「道祖神祭り」長野県野沢温
鞍馬の火祭り
京都の鞍馬「由岐神社」の例祭は、はじまりはなんと940年という歴史の長い例祭です。
940年に由岐神社が遷座し、その際の道中の篝火が地元の住民に深い印象を残し、火祭りとなったのです。
鞍馬の火祭りは毎年 10月22日に開催され地元の方にとってはとても盛り上がる行事ですが、たいまつなどに触れられるルールが厳しく、見学はなかなか難しいものとなっています。
ちなみに鞍馬の火祭りは見学が難しく道祖神祭りはおよそ6,000人ほどとなっていますので、最も見学者が多い盛り上がる行事は「那智の火祭り」なんですね!
由岐神社 公式HP:
鞍馬の火祭2017 京都・由岐神社
まとめ
那智の火祭りは早朝から場所取りが始まるほどの人気の高い行事ですが、滝の前でのたいまつの火と聞くとそれも納得ですよね。
開催日:2023年7月14日(金)
良い場所を確保して写真を撮ろうとするとかなり早く家を出ないといけませんが、それだけの魅力はあるのでぜひ一度早朝から頑張ってみましょう。
今年の夏は迫力のある、そして美しい那智の火祭りを、ぜひ1日ゆっくり見学していってくださいね!