扇祭は那智の火祭り2024!日本三大火祭り、那智の火祭りと他2つ(野沢温泉道祖神祭り・鞍馬の火祭)は?

10月のお祭り
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和歌山県の夏といえば扇祭!「那智の火祭り」と呼ばれる由来は?

「那智の火祭り」という通称が広まっていますが、那智の火祭りの正式名称は「扇祭」または「扇会式法会」と言います。

どのような雰囲気で那智の火祭りが行われているのかをまず最初に見ておくと分かりやすいので、次の動画も参考にしてみてください。

滝と燃えるたいまつ神々しく 和歌山で那智の火祭


那智の火祭りは重要無形文化財にも指定されているのですが、指定される以前から「那智の火祭り」「扇祭」などで知られていました。

平成27年度に指定されたことによりこれらを統一し「那智の扇祭り」としましたが、やはり以前からの親しみ深い「那智の火祭り」が最も知られていますね。

熊野那智大社でお祀りしている神々はもともと那智の滝付近でお祀りしていた神様で、1,700年前頃に那智山の中腹に遷り、熊野那智大社がはじまりました。

つまり那智の火祭りは、神々が一年に一度里帰りをし、ご神威を新たにするための神事なんですね。

那智の火祭りは、毎年開催日が決まっています。

開催日:2024年7月14日(日)

おおよそのスケジュールとしては午前10時から「御本社大前の儀」が熊野那智大社で、11時から「大和舞」「御火行事」と呼ばれる那智の滝での火祭りは14時からとなっています。

最後の「扇神輿還御祭」は、15時半ころから熊野那智大社の予定なので、日中ほぼ半日使う行事ですね。

那智の扇祭り 式次第

時刻
(目安時間)
式次第場所
10:00御本社大前の儀honoomae011熊野那智大社
11:00大和舞t2熊野那智大社
特設舞台
11:30那智の田楽
ユネスコ無形文化遺産
den012熊野那智大社
特設舞台
12:15御田植式熊野那智大社
13:30伏拝扇立神事fushi2伏拝み
14:00御火行事
「那智の火祭」と呼ばれる所以となる行事
DSC_75891飛瀧神社
(那智の滝)
14:20御瀧本大前の儀t18飛瀧神社
(那智の滝)
14:50御田刈式・那瀑舞nabaku011飛瀧神社
(那智の滝)
15:30扇神輿還御祭熊野那智大社

那智の火祭りは毎年1万人以上の観光客が訪れ火祭りの魅力を堪能していますが、もちろん地元の方にとっても熊野那智大社の例大祭は大切な行事となっています!

那智の火祭り 公式HP:

例大祭 「那智の扇祭り」|祭典・行事|熊野那智大社
熊野三山の一社、熊野那智大社(那智の滝)の公式ウェブサイトです。日本第一大霊験所根本熊野三所権現として崇敬の厚い社です。

アクセス情報

熊野那智大社

公共交通機関:JR紀勢本線 「紀伊勝浦駅」より熊野交通バスで那智山バス停まで約30分、タクシー20分。

駐車場:神社駐車場30台(神社防災道路通行料800円が必要です)

那智の火祭りのベスト撮影ポイントは?有料席はあるの?

那智の火祭りは十二体の扇神輿を燃えさかるたいまつの火で迎え清める神事で、ぜひその光景を写真に残しておきたいと考える方も非常に多いです。

しかし有料席など見やすい場所を確保する方法はなく、また一般の見学者スペースも場所が限られているのでどうしてもベストな場所は「早いもの勝ち」になってしまいます。

良い場所を確保しておきたい場合、早い方は朝の5時頃から向かうという人気行事なので、出来るだけ早く、遅くとも7時くらいには到着し、場所を確保しておきましょう。

那智の滝での神事は14時からなのでそこから長い待ち時間が発生することも考え、食料や携帯椅子など長時間の待機を踏まえた準備をしておくとさらに安心ですね。

良い写真を撮りたい場合は神事の流れを把握し事前に良いタイミングを把握しておくことが大切なので、ぜひ動画などで那智の火祭りの流れを把握しておきましょう!

勇壮「那智の火祭り」

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