塾のトラブル事例4選 その3:退会のトラブル
塾には当たり外れがあります。特に大手の場合は、上記でも言った通り、大学生のアルバイトが講師になる場合がほとんどなので、授業の質に問題がある場合もあります。
ただ、そういう大手の場合は、毎月、何日までに退会の申し出をするというルールが設けられており、それを過ぎてしまうと、翌月の授業料の支払いが発生してしまいます。
退会時にこのルールを知らずに、翌月の授業料の支払いでトラブルになるケースはとても多いので、入会する際にきちんと退会の手続きやルールを確認しておきましょう。
また、塾の場合はほとんどが前払いになると思います。
そして、半納や前納することで割引してくれる場合もありますが、途中で退会する場合はこの割引分の金額を支払うことになります。
これも理解した上で退会しないと、トラブルになります。
前納や前払いしている分に関しては、サービスを受けていない分のみ退会する際にきちんと返還請求ができます。
ただ、一般的には請求できますが、入会時になんらかのルールを設けた書類に同意しているはずなので、請求できないケースもあります。
そうならないように、同意書などもきちんと目を通しておきましょう。
塾のトラブル事例4選 その4:塾のママ友トラブル
塾に通う際に、近所の同学年の親に塾を紹介してもらうケースも多いでしょう。
子供が友達といっしょに通いたいと言って、探してくる場合もありますね。
そうなると、ママ友とのトラブルも起こりやすくなります。
一番多いトラブルとして、送迎があります。
いっしょに通わせている理由から、ママ友から自分の家の子もいっしょに迎えに行ってほしいと頼まれることがあるでしょう。
特別な理由で了承するのは仕方がないことだとしても、それが習慣化して毎度となると、送迎する側の負担になってしまいます。
よっぽどの理由がない限り、引き受けないようにしましょう。
また、子供の塾での成績をしつこく尋ねてくる人もいます。
ライバルとして気にかけている場合もあれば、塾の真価に疑問をもっていることが理由の場合もありますが、どちらであれ、尋ねられる側はいい気分がしないものですよね。
こういったトラブルに巻き込まれないように、ママ友である家庭と同じ塾に通うのは避けましょう。
また、塾を選ぶ際は、子供に合っているかどうかを一番のポイントとして選ぶようにしましょう。
まとめ
塾は学校とは違うので、子供に対してのフォローがきちんとしていない場合も多いです。
講師も勉強以外のトラブルには対応不可のケースがほとんどなので、トラブルになった場合は、自分で解決するほかありません。
なので、そうならないように、事前にトラブルになりそうなことを回避したり、予防策を用意しておくようにしましょう。