廬山寺の桔梗の見頃は?満開予想は?
桔梗は秋の花というイメージがある方もいますが、実は梅雨の季節……6月頃から咲き始めます。
開花時期が長いのが特徴で、廬山寺の桔梗も6月の下旬から9月くらいまでは咲き続け、楽しめるんですね。
桔梗の開花期というと「6月から10月」と長くなっていますので、本当に長くゆっくり楽しめる花であることが分かります!
廬山寺以外にも桔梗が美しいお寺とは?三大桔梗寺、残り2つは?
廬山寺の桔梗は紫式部の邸宅跡ということもありとても有名ですが、「三大桔梗寺」と呼ばれるお寺が他にもあります。
天得院
天得院(てんとくいん)も京都にある「桔梗の寺」であり、東山区本町のお寺で「紅葉の名所」というほうが知られているかもしれません。
このお寺の庭園は桃山時代に作成され、昭和43年に一部補修されたのちに現在に続いています。
歴史のある雰囲気のお庭に咲く青や白の桔梗は本当に美しく、「桔梗の寺」と知られていくようになったんですね。
桔梗の見頃は6月から7月となっていて、この時期には一般公開もされているのでゆっくり眺めることができます。
大きな混雑もしませんが、ゆっくりみたい場合は平日にスケジュールを合わせておくなどすると安心ですね。
桔梗の開花に合わせて、特別拝観を行っています。
桃山時代に作庭の枯山水庭園一面を覆う苔と凛と咲く桔梗の花の青や白とのコントラストを愛でていただきます。
天得院 桔梗を愛でる特別拝観
桔梗の開花に合わせて特別拝観を行います。
開催期間:2023年6月24日(土)~ 7月17日(月・祝)
※コロナウィルス禍の状況等により変更・中止となる場合がございます。
開所時間:9時〜16時00分(16時30分 終了)
拝観料:大人500円 小中学生300円 未就学児無料(保護者同伴に限る)
甘味:抹茶とお菓子 800円(税込)
その他:期間中御朱印授与あり(書き置きのみ)
■京都府京都市東山区本町15丁目 802
公共交通機関:JR奈良線、または京阪本線「東福寺」駅下車徒歩約7分。または市バス「東福寺」下車、徒歩約5分
天得院 公式ホームページ:
香勝寺
静岡県にある香勝寺も桔梗が美しい「桔梗寺」と呼ばれる場所で、なんと45,000株、15種類もの桔梗が100万本以上咲くお寺として有名なんです。
香勝寺が「桔梗寺」となったのは極めて最近、昭和61年に山主の夢に現れたお告げによって桔梗を植えたことが始まりです。
こちらも見頃は6月下旬頃からですが、桔梗の種類が多く咲く時期も違うため秋頃も見頃で、長く様々な桔梗を楽しめる場所になっています。
6月10日(土) ききよう園 開園
見ごろ
夏季 6月上旬〜7月20日
満開 6月下旬~7月20日
入場料:中学生以上500円、小学生が100円
開園時間:9:00~17:00
混雑情報もあまり見かけず快適に桔梗を眺められると思います!
■静岡県周智郡森町草ケ谷968
公共交通機関:天竜浜名湖線「遠州森駅」より徒歩10分
車:東名より10分(袋井インターから10Km)
駐車場:大型バス10台、小型車70台
香勝寺 公式ホームページ
遠州森町:桔梗の香る寺〜香勝寺
まとめ
桔梗の美しさは動画で見ているだけでも伝わってきますし、庭園に咲く桔梗は雰囲気も合わせて本当に魅力的ですよね。
京都へ旅行などに行かれた際は、時期があえばぜひ廬山寺の桔梗も見に行ってみてはいかがでしょうか?
もちろん他の桔梗の寺の桔梗もすてきですので、お出かけ先や時期に合わせて桔梗を楽しんでくださいね!