台東区の初夏といえば鳥越神社大祭！
お祭りの舞台となる鳥越神社の歴史はとても長く、651年に「白鳥神社」という名称で日本武尊を祀るために建てられたのがはじまりとなっています。
鳥越神社という名称になった理由は、かつてこの地に源義家が訪れた際に「鳥越大明神」と名付けたからなんですね。
鳥越神社大祭は名前の通り鳥越神社で行われる例大祭で、毎年6月の中旬頃に開催されています。
千貫神輿と呼ばれる都内最大級のお神輿があり、担ぎ手は重量を抱えるため必死になり荒っぽく、別名「江戸の喧嘩祭り」なども言われることも……。
そんな派手で勇壮な神輿が練り歩く姿を見るため、鳥越神社大祭は地元の方だけではなく全国からたくさんの方が見に来られます。
さらに「見るだけではなく担ぎたい！」という方も多く、こちらも全国から担ぎ手が集結するすごいお祭りなんですね。
鳥越神社大祭の来場者数は30万人ほど、縁日屋台はおよそ250店と大規模なお祭りで、非常に盛り上がり混雑します。
事前のスケジュールの把握、そして当日は余裕を持った行動を心がける必要があるので、ご注意くださいね！
令和5年(2023年)鳥越神社例大祭
2023年6月9日（金）10:00 大祭式齋行 宵宮清祓齋行
2023年6月11日（土） 町御神輿渡御 各町計画による 夕方・南部六ヶ町他連合参拝宮入予定
2023年6月12日（日） 本社渡御 6:30宮出～21:00宮入千貫みこし渡御・鳥越夜まつり19:00頃～
6月10日（土）・11日（日）の2日間、神社周辺には約250軒の屋台がずらりと並びます。
お祭りの雰囲気をよりいっそう楽しむことができますよ。
鳥越神社 Twitter：
参照サイト：
鳥越神社はどんな神社？ご利益は？
鳥越神社は先程お話した通り歴史の長い神社で元は「白鳥神社」と言い、日本武尊が東国の平定の道すがらに滞在し、その威徳を偲んで村民が祀ったのが起源とされています。
大正12年の関東大震災後松平神社を合祀することになり、現在もたくさんの方が訪れる神社なんですね。
鳥越神社のご祭神は日本武尊・天児屋根命・天照宮公で、ご利益は出世開運、子育て、そして所願成就となっています。
また鳥越神社の氏子は23の町会で、お祭りの日は現在の町名ではなく昔の町名、区画で行われているのも特徴です。
アクセス情報
公共交通機関：JR「浅草橋駅」西口下車徒歩8分。都営地下鉄「蔵前駅」下車徒歩5分。
大江戸線「新御徒町」下車徒歩10分。