ヒステリーな男性上司のせいで仕事を辞めたい!対処法は?
私が一緒に働いていたヒステリーな外科医は、手術中に想定外の事態が起こったとき、「あ~~~!!!」と、急に大声を出したり、目の前の研修医や看護師に「バカか!辞めてしまえ!」などと暴言を吐くような人でした。
もちろん私だって、最初はびっくりしましたよ。
この外科医の手術につくのがストレスで、食事が喉を通らない時期もあるほど。
ただ、ある時思ったんですね。
「この人は怖がっているんだ…。」って。
それを知ってからは、とにかく自分の手術介助の腕を磨きました。
すると、ヒステリックに怒鳴らなくなったのです。
そのことから、ヒステリーな上司への対処法としては、
1.自分のキャリアをあげて安心させる。
2.事務的に黙々と仕事をこなす。
ことで、上司にヒステリーを起こさせないことが大切です。
そして、ヒステリーを起こして騒ぎ始めたときは、
1.暴言を全て受け止めない。指導された内容だけを覚えておく。
2.さりげなくこの場を離れる。
ことで、暴言による自己暗示をかけられないようにしましょう。
上司のヒステリーが酷く、上記の対応をとっても精神的なストレスが大きいときは、
・その上司のさらに上の立場の上司へ相談。
・職場の人事総務に相談。
・職場の相談窓口や労働組合へ相談。
などの行動を起こしましょう。
ヒステリーを起こす人物は、職場にとってもマイナス材料になるので、何らかの状況の変化があるかもしれません。
これらの行動を起こしても変化がない場合は、ヒステリーによる暴言をパワハラとして訴えることが出来ます。
そのために、上司の暴言をテープに録音し、その時の状況をメモするなどの準備をしましょう。
その上司によって精神的苦痛を受けたという証拠集めをすることが大切です。
私の元職場の外科医も、やはり部下に訴えられました。
カンファレンス中に吐いてしまった暴言を部下に録音され、うつ病の診断書と共に病院管理部署へ提出されてしまったのです。
結果、この外科医は他の病院へ強制異動、今後一切手術を行うことが出来なくなってしまいました。
ヒステリーな夫、子供への対応方法は?ヒステリーは離婚理由になる?
すぐにヒステリーを起こして騒ぐ夫や息子に対して出来ることは、
1.普段から話を聞いてあげるようにし、出来るだけ共感の態度を示す。
2.暴言をまともに受け止めないこと。
3.聞いているふりをして聞き流す。無視する。
4.他の部屋へ逃げて、相手が冷めるのを待つ。
などがありますが、ヒステリーによる精神的苦痛が持続する場合は、暴言をモラハラとして訴えることが出来ます。
その場合は上司への対応同様に、ヒステリーを起こしている時の暴言を録音しておくことと、状況をメモにとり自分が受けた精神的苦痛を詳しく書き留めておきましょう。
離婚調停や離婚裁判に向けてたくさんの証拠を残しておくことで、スムーズに解決することが出来ます。
ヒステリーは本人に自覚が無いために直すことが難しいので、周りの人が我慢を強いられることがよくあります。
しかし、暴言を受け続けて我慢していると、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)になってしまうこともあるので、早急な対応が必要です。
まとめ
男性のヒステリーは、女性よりも迫力があるために強い恐怖を感じます。
何度もヒステリックに騒がれたり暴言を吐かれたりすることで、周りが精神的に病んでしまうことはあってはならないことです。
更年期や非定型性うつ病などの病気である可能性もありますが、病気だからと言って周りに迷惑をかけていいわけではありません。
ヒステリーな男性に対しては、
1.普段から相手の話を聞き、相手を認める行動をとる。
2.黙々と仕事をこなし、自分のキャリアをあげる。
3.暴言を全て受け止めないこと。
4.騒ぎ出したらさりげなくその場を離れる。
ことが大切です。
それでもヒステリーによる精神的苦痛が持続する場合は、パワハラやモラハラで訴えることが出来るので、
1.ヒステリー時の暴言を録音する。
2.ヒステリー時の状況や受けた精神的苦痛を細かくメモする。
などの証拠集めをしましょう。
ヒステリーだと諦めて泣き寝入りしてはいけません。
あなたの体に異変が起こる前に、解決するように頑張りましょう。