妻がヒステリーで離婚をしたい・・・ 妻がヒステリーになる理由とは?
あなたの妻は、結婚前からヒステリックな面があったのでしょうか?
そもそもヒステリーとは、「満たされぬ欲求の反応」として様々な症状を起こすことをいい、ひどく興奮して感情を抑えることが出来ずに、激しく怒りを表したり泣き叫んだりするという特徴があります。
その、「満たされぬ欲求の反応」とは、自分以外の者が自分の期待に応えないことや自分を認めてくれないことによって起こります。
夫側の要因としては、
・家事育児を手伝ってくれない。感謝してくれない。
・話を聞いてくれない。
子供側の要因として、
・育児書通りに成長してくれない。
・自分の言うことをきかない。
などがあり、妊娠・出産や育児による状況の変化についていけずに、「こんなはずではなかった。」などと思い込みます。
いずれにせよ、「自分の期待に応えてくれない、自分を認めてくれない」という気持ちが根底にあるために、それが解決しない限りはヒステリーを治すのは難しいのです。
ちょっと注意をしたり、ミスをしたりするだけでヒステリーになる妻・・・病気の可能性は?
ヒステリーを起こす人は、常に満たされない気持ちを抱えています。
夫からすると「ちょっとしたミス」や「軽い指摘」であっても妻にとっては「ずっと我慢して気持ちを抑えている」という思いがあり、その行為が絶対に許せないのです。
そして自分自身で感情をコントロールすることが出来ずに怒りをぶちまけてしまう。その様子は、どこか病的で恐怖すら感じるかもしれません。
実際、ヒステリーの症状を起こす病気の可能性として、「境界性パーソナリティー障害」と「更年期障害」があります。
「境界性パーソナリティー障害」は、両極端な思考を持ち、さっきまで楽しく会話していたのに、いきなり攻撃的な態度になるなど周囲を振り回してしまう特徴があります。
「更年期障害」は、50歳前後に起こる「閉経」によって女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が乱れて心身に不調をきたします。
「更年期障害」の場合は、常にイライラしているわけではなく、何らかのきっかけにより一気に不満をぶちまけ、感情をコントロールできなくなることが特徴です。
妻が病気によってヒステリーを起こしている可能性がある場合は、専門機関を利用することで改善が見られるかもしれません。