外国人が多数来場!大宮といえば「大盆栽まつり」!
大宮盆栽まつり、「大盆栽まつり」は毎年5月に開催される盆栽のお祭りです。
第40回大盆栽まつり
開催日時:2023年5月3日(水・祝)〜5月5日(金・祝)9時〜17時 ※最終日の5日(金・祝)は16時まで(雨天決行)
会場:大宮盆栽村(盆栽四季のみち、盆栽四季の家、各盆栽園等)
内容
①市民盆栽展
盆栽四季のみちに、市民の方から募集した作品を展示します。
・日時 5月3日(水・祝)〜5日(金・祝)9時から17時 ※最終日の5日(金・祝)は16時まで
・会場 盆栽四季の道(もみじ通り)
②盆栽・盆器・山野草等の即売会
盆栽四季のみち等において、盆栽の素材・盆器・山野草を販売します。
・日時 5月3日(水・祝)〜5日(金・祝)
お祭りの会場にもなる大宮盆栽村ですが、これは元々東京の団子坂という場所に多く集まっていた植木屋が、関東大震災をきっかけにより広い土地を求め「盆栽業者だけの村を作ろう」という構想の元誕生しました。
現在も盆栽村では約9軒の盆栽園があり、盆栽が好きな方にとっては有名な場所なんですよ。
そんな盆栽村で行われるのが「大盆栽まつり」で、毎年およそ120の盆栽、そして道具を販売するお店が盆栽村に集まります。
盆栽の種類も多く多種多様な盆栽を心ゆくまで見られる出来るお祭りで、国内だけではなく外国の方にとっても魅力的な場所と言われています。
大盆栽まつりは3日間のイベントですが来場者は10万人以上、その中には外国の方もたくさんいらっしゃるということで、大きな盛り上がりを見せています。
地元の方にとっても毎年楽しみにしているお祭りで、2022年で39回目の開催となる長い歴史も持っているんですね。
アクセス情報
公共交通機関:東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園駅」下車徒歩5分。JR宇都宮線「土呂駅」下車徒歩10分。
問い合わせ先 さいたま市観光国際課 048-829-1365
関連サイト:
外国人にも人気の「盆栽」なぜ人気?盆栽の魅力とは?
先程から外国の方も多くいらっしゃると何度かお話していますが、外国の方に盆栽はとても人気があるんです。
盆栽村にある盆栽美術館には外国の方だけで年間3,000人以上が訪れていて、具体的な数字としても証明されているほどなんですね。
Grand Bonsai Festival 2019 Omiya Bonsai Village Japan 大盆栽まつり 大宮盆栽村 さいたま市
そもそも盆栽とは木本を小さな鉢などに植え、適切に管理していくことで自然の姿をミニチュア化して育てる芸術品です。
盆栽と一口に言っても個人個人感じる盆栽は違うものでもあり、「これ」としっかり定義するのが難しい世界でもあるんですね。
木だけではなく草を育てることもありますが、いずれにしても枝ぶりなどを整えて自然の大きな木などを鉢のサイズで再現するものです。
外国の方に盆栽が広まったきっかけは1970年の大阪万博での盆栽展で、見た目の美しさ、そしてそれを自分で育てて楽しめるアート的な部分に魅了された方が多いんですね。
育てながらも日々変わる変化、そして手入れ次第でより美しく出来るという魅力は、一度知ってしまうと忘れられません。
盆栽を育てるのはどうしても時間と手間が必要でお年寄りの趣味としての一面もありましたが、近年の外国の方への人気で盛り返してきた部分もあるんですよ。
ちなみに世界一高い盆栽はなんと一億円で、樹齢300歳と言われているものになります。