目を奪われる!美しい「太夫」はどのように決まる?一般の人?
先程の動画を見ても目を奪われる美しい太夫ですが、先帝祭の太夫は5人と決まっています。
選び方や詳細、給料が出るのかなどについても情報があまりありませんが、基本的には日本舞踊の名取の中から推薦で選ぶシステムとなっているそうです。
安徳天皇しのぶ「先帝祭」 太夫練り歩く 山口
こうやって動画を確認していても、確かに一般人がちょっと練習しただけで出来るようなものには見えませんね……。
選ばれた太夫も練習やかつら合わせなど事前の準備を念入りに進め、当日を迎えるそうです。
基本的に一般人が立ち寄れる場所ではありませんが、見る側として華やかさ、艶やかさを堪能し、先帝祭を楽しみましょう!
先帝祭 その他みどころ3選!
下関先帝祭の楽しみといえば上臈道中がどうしても目立ちますが、もちろんそれ以外にも見どころはたくさんあります。
下関先帝祭の見どころについてもいくつか紹介しておきますので、ぜひ見逃さないようにしておきましょう!
見どころ1:琵琶演奏
※安徳帝正装参拝 ※中止
5月2日には安徳天皇御陵での神事などが行われ、供養のため琵琶演奏などが披露されます。
この日は萱島きもの研究会による安徳天皇や武将、女官などの装束を再現した参拝なども行われていますので、ぜひ初日の神事から見ることをおすすめします!
見どころ2:上臈参拝
2日目の5月3日、上臈道中前に本殿祭・奉納行事が開催され、上臈参拝も見ることが出来ます。
上臈参拝でもあでやかに舞う太夫の姿を見ることが出来ますので、上臈道中だけではなく参拝から見ることをおすすめします!
赤間神宮先帝祭(上臈参拝).wmv
見どころ3:天橋渡り
こちらも5月3日に行われる行事の一つで、太夫の優雅な舞を堪能するのに最適です!
お天気が悪いと中止になってしまうこともありますので情報をチェックしつつ、ぜひ天橋渡りもご覧になってくださいね!
先帝祭 天橋渡り (2011.05.03)
まとめ
下関先帝祭は3日間もある大きなイベントですし、同時に「しものせき海峡まつり」として様々なイベントも行われています。
3日間飽きることなく楽しめますので、歴史好きな方はもちろん、今回興味を持った方もぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
長いゴールデンウィークのお休みの楽しみの一つとして、ぜひ下関先帝祭も考えてみてくださいね!