茨城県「笠間の陶炎祭(ひまつり) 2024」!みどころ完全ガイド!

4月のお祭り
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茨城県笠間市の5月といえば「笠間の陶炎祭(ひまつり) 」!どんなお祭り?

笠間市のお楽しみのひとつ「笠間の陶炎祭」ですが、実は歴史の長いイベントではなく、始まりは1982年と最近です。

当時は現在のような大規模なイベントではなく36名の出展者が自分でテントを張って会場を用意して行うという、小規模かつアットホームなイベントだったんです。

それが笠間焼の知名度アップや笠間市の宣伝をしたいという地元の方の熱意の元、現在では毎年30万人以上が訪れる大きなイベント「笠間の陶炎祭」となりました。

自分たちが作り育て大きくしたという笠間の陶炎祭、もちろん地元の方にとってもとても大切なイベントです。

笠間の陶炎祭(ひまつり)は毎年4月29日~5月5日に笠間芸術の森公園イベント広場で開催される茨城県下最大のイベントです。

そんな笠間の陶炎祭、2024年は以下の日程になっています。

第43回 笠間の陶炎祭

開催日:2024年4月29日(月・祝)~5月5日(日)

時間:9時から17時

入場料金:1日500円【18歳以下無料(高校生まで)、障害者無料(付き添いの方1名含む)】
※入場料の一部は、能登半島地震災害義援金、並びに笠間焼振興のために活用させいただきます。

場所:笠間芸術の森公園イベント広場

2024陶炎祭イベント

特別企画 -台湾鶯歌産地開放日海外交流展-
台湾の陶器の一大産地である鶯歌より。現地の窯元たちが陶炎祭に出展いたします。色鮮やかな台湾陶磁器をぜひご覧ください。

展示 -笠間長石×栗灰釉-
笠間の地域資源≪栗の剪定枝灰≫に着目した陶芸大学校の研究成果をご紹介
笠間長石とのコラボにより優しい風合いの柔らかな釉薬が出来ました

ぐい呑み1000個展
-笠間焼と笠間の地酒でカンパイ!-
ひまつり出店者のぐい吞みと酒器を展示します。地元酒蔵の試飲コーナーもお楽しみに♪

お菓子のうつわ展
お気に入りのお菓子に似合う、とっておきのうつわを見つけませんか。おやつの時間を彩る素敵なうつわを作家が厳選しました。

選んで飲んで味わえる「野点」(抹茶碗展)
毎日開催。
展示作品の中からお好きなお茶碗を選んでいただき、お抹茶をお出しします。(一服500円で和菓子がなくなりしだい終了となります。)

小学生土面フェスティバル
ひまつり土面委員会のサポートのもと、市内の11校574名(21クラス)の小学6年生が制作した土面を、制作風景とともに展示します。

キッズランド
4月29日、5月3日~5日(休日、祝日のみ開催)
ろくろ体験、粘土遊び、フェイスペインティング(10:00~16:30 料金200円)
授乳室、おむつ替え室は毎日オープン(今年はキッズランドのみ設置)

夜まつり&ライブ
5月3日 17:30~

【出演予定バンド】

市川祥治 presents Northern Brothers Session
笠間市出身のギタリスト市川祥治(松任谷由美バンド1979~2018)を中心に結成された、プロのスタジオミュージシャンたちによる特別ユニット

オールドパーソンズ
それぞれの仕事を定年退職し、音楽活動で余暇を楽しむために集まった70歳台のじいちゃんバンドです。ジャズ・ポピュラー・歌謡曲と何でも演奏します。どうぞよろしくお願いいたします

笠間の陶炎祭 公式サイト:

トップページ | 笠間の陶炎祭(ひまつり)公式サイト

アクセス方法

笠間芸術の森公園イベント広場

公共交通機関:JR常磐線友部駅またはJR水戸線笠間駅で下車になります。JR常磐線友部駅、JR水戸線笠間駅の列車時刻表はJR東日本ウェブサイトで確認してください。

車:北関東自動車道「友部インターチェンジ」下車後9分ほど(誘導員の案内、看板などがあります)。

有料駐車場
笠間芸術の森公園 東駐車場
笠間芸術の森 北駐車場
笠間芸術の森公園 南駐車場
工芸の丘西駐車場
笠間芸術の森公園駐車場 東口臨時駐車場
笠間中学校駐車場

無料駐車場
笠間小学校駐車場
大規模臨時駐車場(茨城県教育研修センター)
ポレポレ駐車場
笠間市民体育館駐車場
笠間市営荒町駐車場
つつじ公園駐車場
公営笠間稲荷駐車場

第43回陶炎祭では、畜産試験場跡地駐車場はご利用いただけません。

 

※会場周辺の道路は渋滞が予想されます。電車やシャトルバス等の公共交通機関及び会場から少し離れた大規模駐車場のご利用をおすすめします。(会場周辺道路に仮説トイレは設置されておりません)
※身体障害者用の駐車スペースをご利用の方は、身体障害者手帳の提出をお願いいたします

【5月3日夜まつり時のシャトルバス増便について】
陶炎祭会場発 友部駅行 18:30発、19:30発、20:30発、21:00発の4便を運行します。

夜祭り時は駅方面への臨時バスが増便されますが、各駐車場へのバスは運行いたしません。夜まつりにご来場される方は、電車もしくは近くの駐車場をご利用ください。

【笠間「陶炎祭」会場~益子「陶器市」会場有料シャトルバス】
運行日:令和6年4月29日(月・祝)、5月3日(木・祝)~5日(日)
片道運賃:大人500円 子ども250円

笠間の陶炎祭 公式サイト:

アクセス | 笠間の陶炎祭(ひまつり)公式サイト
アクセス かさまの陶炎祭は、「笠間芸術の森公園」にて開催されます 会場となる笠間芸術の森公園は、茨城の新しい文化の

笠間焼きってどんな焼き物?特長は?値段は?

笠間焼が好きな方にとっては楽しみで仕方がない「笠間の陶炎祭」ですが、笠間焼をよく知らないという方もいらっしゃるかもしれません。

次に笠間焼がどういうものなのかを把握していきますので、動画も参考にしつつ確認していただければと思います!

笠間チャンネル(笠間焼)

笠間焼の歴史は江戸時代中期頃から始まり、現在の笠間市箱田にいた久野半兵衛門が信楽焼の陶工、長右衛門の指導で窯を築いたとされています。

その後笠間藩の仕法窯として保護され、幕末・明治時代には日用品などを大量生産し、技術者も増やしていったんです。

戦後はプラスチックなどが主流となったために笠間焼の需要は減りましたが、茨城県と窯元が協力しあい、日常の陶品から工芸の陶器へと転換が進められました。

その結果平成4年に伝統的工芸品に指定され、現在も新たな技法を加えつつ「笠間火器」を開発し、進化しています。

現在では関東地方での大きな釜業の産地として有名になり、笠間焼も広く知られるようになりました。

「特徴がないのが特徴」とも言われるのが笠間焼で、自由な作風を作れる笠間の気風は若い陶芸家たちにとっても魅力があり、たくさんの若い陶芸家が集まっているんですね。

有名な作家としては「松井康成」「柴田宋休」など、販売されている笠間焼も安価・実用的なものから芸術的で斬新なオブジェまで様々な焼き物が揃っています。

値段もお手軽な数百円のものから10万円以上のものまでと幅広く、しかし安価で手に入れやすいというのも人気が高い理由かもしれませんね。

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