小学生低学年の友達同士のトラブル事例 その3:意見の食い違い?
それまで育ってきた環境が違うわけですから、物事に対する意見の持ちようも子どもなりの理屈があるのです。
大人なら、子どもの意見が“ちょっと間違っているな?”と感じていても、“そうなの?”とまずは子どもの言い分を聞く耳を持ってあげられますが、子ども同士だと、まだ相手の気持ちを慮る力を持ち合わせてはいません!
時には、友達からド直球で「○○ちゃんは間違ってる!」と否定されることも…。
子どもは言われた言葉を額面とおりに受け取りますから、“嫌なことを言われた!“とショックを受けてしまいますね。
お互いの意見に折り合いをつけられるほどには、まだまだ成長していないのですから、いきさつや内容をよく聞いてあげましょう。
「○○ちゃんは、こう言いたかったんじゃないかな?」とフォローしてあげてください。
これは成長過程ではよくあることなのです。
小学生低学年の友達同士のトラブル事例 その4:悪ふざけがエスカレート!
男の子に多いトラブルは、悪ふざけがエスカレートしてしまって本気のケンカに発展しちゃたりする事ですね。
最初から悪意のないものでも、うっかり当たってしまったパンチやキックで痛い目にあったり、怪我しちゃったり…。
こうなると納め時が難しいですが、すぐ叱るようなことはしないでください。
子どもなりの言い分があるものです。
“故意によるものだったのか?” “うっかりだったのか?”
当事者の子どもからも、周囲で見ていた子どもからも、よく話を聞いてみなければいけませんね。
程度の具合など、理屈で教えても判らないルールやマナーと言ったことは、子どもは遊びを通して学んでいくものです。
直面した場面ごとに、状況を判断して根気よく説明してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
学校生活という集団生活において、些細なことがきっかけで起こるトラブルというのは尽きることがありません!
トラブルの解決を子ども任せにするのか?
親が積極的に関わって解決するべきなのか?
学校の先生に相談して解決してもらうべきものなのか?
その場面ごとに、見極めることがとても大切だと考えます。
ただ、低学年のうちに、“互いの考え方や自分と違う点”を理解できる力を養うことができれば、“イジメ問題”を引き起こすような子にならないと思いたいですし、こういったトラブルに巻き込まれることのないようにと願いたいですね。 (^_^)V