飛行機のリクライニングシート、倒す時は一言声をかけるべき?
日本人であれば、飛行機だろうと、新幹線だろうと、リクライニングシートを倒す際には、後ろの人に一声かけてから倒すのが常識ですよね。
一言、「シートを少し、倒していいですか?」と尋ねるだけでトラブルを回避できますね。
ただ、飛行機には日本人以外の人が乗り合わせること多くあります。
その場合は、そもそも尋ねたところで、それがマナーとして行っていると理解してくれることもありません。
外国人が多い国際線に乗る場合
国際線に乗る場合は、一段階、もしくは二段階までに留めて、食事中を避けて利用するといいでしょう。
フルで倒すとトラブルになりやすいです。
相手が日本人ではない場合、相手の納得がいくまで口論が続くでしょう。
CAが間に入らないと解決しないことも多いでしょう。
面倒だと思うのであれば、倒さない方がいいかもしれませんね。
私は経験上、海外の長時間のフライトほど、リクライニングシートの背もたれの角度に不満を感じたことがありません。
短時間の安い航空会社のシートの方が角度がきついと思いましたが、新幹線ほどの直角だと感じませんでした。
シートを倒していいか英語でなんて言う?
ちなみに、英語で尋ねる場合は、
“Excuse me, may I recline my seat?”
“Excuse me, may I put my seat back?”
(すみません、シートを倒してもよろしいですか?)
です。
さらに、返答としてよくあるのが、
“Sure, no problem.”
もしくは、“Sure, go ahead.”
どちらも快く承諾してくれた時の返答です。
逆に、“No, sorry.” などと言われた場合は断られたことを意味します。
日本人の場合は9割がた承諾してくれるでしょうが、外国人の場合は嫌なら嫌と言う文化ですので、承諾は6~7割程度でしょうか。
前の人に席を戻してほしい時は、
“Could you put your seat up?”
(席を戻していただけませんか?)
と言いましょう。
飛行機のリクライニングシートの角度、どこまで下げる?
まず、離陸や到着時は元の位置に戻さなくてはなりませんね。
さらに、食事の時間も後ろの席の人に迷惑がかかるので、席を戻すのがマナーです。
それ以外の時間に倒すかどうかなのですが、長時間のフライトでは寝る時間が設けられています、まずこの時間には、多くの人がフルに近い段階までリクライニングを倒すので、フルで倒しても大丈夫でしょう。
それ以外の時間であれば、1~2段階までに留めておいた方がいいでしょう。
その程度であれば、断りを入れずに倒してもトラブルにならないことも多いと思います。
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