採血が下手と言われてしまいショック・・・・
どうして採血が上手にならないと思いますか?
それはズバリ、最適な血管を選択していないからです。
新人看護師は、経験不足であるために選択できないことが多いのですが、失敗してしまった時にきちんと反省し、次に活かすことも大切です。
日頃から先輩看護師の手技をしっかりと見て学びましょう。
痛みを伴う採血を失敗されるのは、患者にとって苦痛です。
時に失敗した後が内出血をしてあざになってしまい、それを見るたびに「あの看護師が失敗した。」と言い続ける患者もいます。
でも、患者の立場に立って考えると、一度採血を失敗した看護師にまたお願いする気にはなれないのも当然ですよね。
このように採血の失敗は、患者の信頼を失うことにもなるのです。
採血が下手で内出血やあざに・・ クレームを言われてしまった場合の対処法は?
もしあなたが、採血を失敗してしまい、患者にクレームを言われてしまったらどうしますか?
その場で謝って誰にも報告せず、何もなかったことにしてしまいますか?
そのような対応では、患者は納得してくれません。入院中、採血により何度も痛い思いをする可能性のある患者にとって、一度の採血の失敗は大きな出来事です。
そのことをふまえて、
・その場で、誠心誠意謝罪する。
・速やかに、クレームを受けたことを上司や先輩に報告する。
・しばらくその患者の採血処置を外してもらう。
ことが良い対応と言えます。
時間をおくことで、患者の怒りも静まります。
その患者とは他の処置で関わり、少しずつ信頼を取り戻せるように努力してください。