もし部活動顧問のパワハラや暴力などが発覚した場合の対処法は?
立証できる証拠がある場合
①部の保護者達で集まってこの件について話し合う
②話し合いのうえ保護者の総意として部活顧問に申し入れを行う。
顧問だけではなく校長や教頭の同席を求め、必ず複数人で証拠を確認してもらい、強く改善を求める。
証拠が集められなかった場合
①学校に対して調査報告を要請する。
(要請に従わない場合は、
学校に対して懈怠責任(業務不履行責任)を問うことができます!)
あとは、当事者間において“謝罪および改善”で済ませるのか?“訴訟などによる損害賠償請求”とするのか?は、個々の実情による問題だと思います。
もし、迷われる場合は人権トラブルに詳しい弁護士や、人権相談受付窓口を利用されることもお考えください。
インターネット人権相談受付窓口:
子供のSOS・・ 部活動のトラブルを親が見逃さないようにするには?
少子化時代の現在、“厳しい部活動経験が我が子の将来につながる”と信じ込んで、部活動経験を押しつける保護者も多いと聞きました。
そのため我が子のSOSを無視する結果になり、取り返しのつかないことになってしまうケースが無くならないのです。
子供のSOSを見逃さないために、ご自分の子供の部活動のあり方を見直してみてください。
ちゃんと、休めていますか?
学校生活・家庭生活に支障はでていませんか?
練習中、楽しそうですか?
自発的に部活動へ行けていますか?
「大丈夫だよ!楽しいよ!」と言っていた子供が、本当に楽しそうに練習していましたか!?
子供の声だけでなくしっかりと顔・表情を見てあげてください。
時には練習状況を見に行ってはいかがでしょうか!?
まとめ
最後に2018年箱根駅伝4連覇を成し遂げた青山学院大学陸上部の原監督が、指導を行う際に気をつけていることを載せさせていただきますね。
①萎縮させず寛容になること。
②コミュニケーションを一方通行にしないこと。
③具体的な指示を出し過ぎないこと。
④実現可能な目標設定にさせて、少しの進歩を褒めること。
対話し、認めて、褒めて! (o^-‘)b グッ!
子供たちが好きな部活動を楽しく頑張れる♪
モチベーションをあげてくれる指導者と出会えるよう願うと共に、顧問になられる先生方の資質向上にも期待したいところです。
もちろんそのためには、学校内における部活顧問の任命の有りようも変わらなければなりませんが…!?