もし、PTA入会・役員・係を断ることで子供の学校生活にデメリットはあるの?
保護者がPTA活動をしているかどうかで子供の学校生活にデメリットが生じるなんて事は本来あってはならないと考えます。
保護者がPTA非会員だからといって、“○○さんの子供はPTAが管理する夏休みのプールには入れない”“子供が登校班に入れない”などといったことはあってはいけませんよね。
『その学校に通うすべての子供への良い環境づくり』のためのPTAなのですから、どの子供もPTA活動の恩恵を享受できる権利があります!
PTA関連行事における案内や記念品等を配布しない!?
PTA会費から関連行事における案内や記念品等の費用が支出されていて、非会員の子供には配布しないという事が度々問題とされているようですが、この行為は実質的に、PTAへの強制加入につながるとしか思えません。
また同時に、PTA非会員の子供に対して不利益を及ぼす可能性がある!とも言えると思います!!
現在「PTA会費」と言って、ザックリ組んでいた予算の使途を明確にして、子供たち個々に直接付与するようなもの(行事記念品・教材・配布文書)については、実費徴収するようにすれば良いと思いませんか?
「○○大会での応援うちわ代」「進級祝いの菓子代」などなどPTA会費として支出する必要があるのでしょうか!?(苦笑)
非会員であることに「PTA会費を払うのをケチっているのでは?」などと陰口を言う人もいるかもしれませんが、払うべきものをキチンと払って、無駄(納得いかないもの)を無くしているのだと、自信を持って堂々としていれば良いのです♪ ( ^o^)ノ
どうしてもPTAの役員・係ができなくてトラブルになりそうな場合の相談先は学校?
PTA関連のトラブルは、主に「加入・未加入問題」「役員の人事問題」から波及した、
ぎくしゃくした人間関係に尽きると思います。
学校に相談すれば、PTA内で解決するように!と言われ、弁護士に相談しても、任意の団体なのだから退会しても良い(社会的定義)を語られるだけでしょうね。
うっかり弁護士に相談したなんてバレると返って騒動にされかねませんよね。
トラブルになる前に、前役員やすでに決まっている役員などに理解を求めることが、善策なのではないでしょうか!?
もし、PTA役員を引き受けなかったことによって、保護者のみならず子供までもが嫌がらせを受けるようなことがあれば、法務省の人権擁護局等にご相談なさると良いでしょう。
インターネットでの相談窓口もありますので、利用してみるのもひとつの手段かも!?
インターネット人権相談受付窓口:
中田広チャンネル【もう逢いたい♪】菊池桃子さん。PTA発言に禿同ですー
まとめ
2016年に「1億総括役国民会議」の場で、委員のひとりであるタレントの菊池桃子さんが、「PTA活動は任意にもかかわらず、すべての者が参加するような雰囲気作りがなされている。働くお母さんたちにとっては、PTA活動っていうものが難しい」と具体的な問題提起をし、文部科学省にしっかり把握してほしいと語ったことがきっかけで、様々なメディアでPTA問題が取り上げられるようになりました。
また、一度はPTAを無くしたけれど、別のカタチ(保護者の会等)として復活させたケースもあります。
やはり保護者たちの力無くしては学校現場が成り立たないという現実があるのでしょう。
根本的なPTA活動の見直し、PTA活動のあり方改革に動く学校も増えてきている今こそ、
状況を変えるチャンスなのかも知れませんね!!\(^^ )