女の職場って本当にめんどくさい!なんでこんなにめんどくさいの?
これは、実際に私が経験した話。
当時24歳の私が異動となった手術室は、スタッフのほとんどが30代前後と若く、既婚者どころか彼氏もいない人だらけ…。
入職時の『部署希望アンケート』に“手術室”と書いてしまった無知な私は、その日から3年間、その恐ろしい環境で過ごすことになるのです。
まず、異動初日から質問攻めです。
「いくつ?」
「家はどこ?」
「出身は?」
「彼氏いる?」
その時の私は、完全に病棟の中で注目の的でした。
このように根ほり葉ほり聞かれたことで、初日からグッタリ…。
それはもう、初日から不安で不安で仕方がありませんでしたよ。
それから最低半年間は、常に『監視』されている状態。
「教育する」という立場もあったと思いますが、かなり度を超えているのです。
私が誰としゃべっていたのか、今日着ていた服、弁当の中身などについて、休憩室で噂をしていたり。
先約を理由に職場の飲み会を断ると、その後の仕事では浮いた存在になり、「新人なら先約を断ってでも参加すべき」などと愚痴を言う。
正直、仕事と関係ないよね?と思うと辛くて人間不信の状態に。
このように、女の職場って、本当に色々めんどくさいんです。
それには女性特有の性質が影響しているといえます。
1.噂話が好き
噂話はある意味、女性のコミュニケーションツールです。
それが相手の悪口につながることでもお構いなし。
噂話をすることでお互いに同じ価値観かどうかを確かめ合い、信頼関係を築いていこうとするのです。
2.仲間同士でつるみたがる
女性は集団行動が好き。
用事があろうとなかろうと、誘いを断る人は「変わった人」ととらえてしまいます。
一度そういうレッテルを貼られると、なかなか剥がすことができないのも特徴です。
3.人のチェックをする
どんな面でも相手より優位な立場にいたいのが女性。
彼氏持ち、既婚者、どこへ旅行に行った、ブランド物の数、相手よりも痩せている等々…。
仕事以外の面で常に張り合っているのです。
私は病棟の中で一番若いというだけで、張り合う対象にされていました。
元気だけが取り柄の私でしたが、前の部署の先輩看護師に心配されるほど、ご飯も食べられなくなり会話もしない、笑うこともない。
今思い返しても、本当に辛い時期でした…。
しかし、こんな私も次の方法を実践することでこの状況を乗り切り、たくましくも1年後には、本来の自分を取り戻すことができたのです。
女の職場のめんどくささを乗り切るコツ その1:仕事力をつける
周囲とのコミュニケーションを避け、完全に一匹狼だった私。
私が休憩室に入ると異様な空気が流れる気がしていたので、常にそこでは手術の本を読み漁っていました。(正直、休憩になっていない)
手術についている時間が一番楽だった。
本当にすごい集中力だったと思います。
そのせいか、手術介助のスキルがみるみるうちに上達し、通常1年かけて出来ることが私の場合は半年でクリア。
医師も「すごい新人看護師が来た」と褒め、そうなると周囲の先輩看護師も私のことを認めざるを得ない状況に。
これまでの私は「変わり者」として噂話の中心だったのですが、その内容にも変化が見られ、「真面目に頑張る子」とか「期待の新人」と噂されるようになりました。