東大寺二月堂お水取り2024!修二会みどころとマナー徹底ガイド!

3月のお祭り
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3月の奈良といえば東大寺二月堂お水取り!どんな行事?

修二会は正しく言うと「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言い、これは「日常的に犯している様々な過ちを十一面観世音菩薩の宝前で懺悔する」というものなんです。

東大寺の僧侶たちが世の罪を一身に背負い人々に代わって苦行を引き受けて国家安泰、風雨順時、五穀豊穣などを祈る祈願法要であり、決して軽く受け取って良いものではないんですね。

東大寺の修二会は「不退の行法」として、一度たりとも絶やすことなく続けられている行事でもあります。

現在の修二会は3月1日より2週間となっていますが、本来は旧暦の2月1日から行われるものでした。

「2月に修する法会」これが省略されて「修二会」となり、十一面観世音菩薩がある二月堂の名前もこれが由来となっています。

とは言え実は修二会の開始は2月からで、2月は「別火」という支度期間であり、本行は3月1日からなんです。

3月12日の夜中に行われる行事「お水取り」になりますので、一般的には3月12日が修二会と思っている方もいらっしゃいます。

お水取り開催日:2024年3月12日(火)深夜(13日午前1時半頃)

修二会と本年のお松明等の拝観方法について(PDF)

修二会お松明等の拝観について(PDF)

修二会特別御朱印授与のお知らせ(3/1~15)

間もなく修二会本行が始まります。

本年は期間限定で、二月堂受納所にて修二会特別御朱印(1400円)を授与します。

ぜひこの機会にご参拝ください。

期間:3月1日(金)~3月15日(金)

場所:東大寺二月堂

住所:奈良県奈良市雑司町406-1

東大寺二月堂

公共交通機関:近鉄「奈良駅」から徒歩20分。市内循環バス「大仏殿春日大社前」で下車徒歩5分程度。

車の場合、修二会は非常に混雑しやすく、東大寺周辺のコインパーキングも満車になってしまう可能性があります。

また12日はどうしても特に混雑が激しくなるので入場規制が行われる場合もあり、車で行かれる場合は特に注意が必要です。

修二会 公式HP:

The Shuni-e Ceremony (Mar. 1st to 14th) & Omizutori (Mar. 13th) - 東大寺
The monks who participate in the Shuni-e Ceremony are c

お水取りとは何をする行事?混雑予想は?

何よりも「お水取り」とは何をする行事なのかが気になりますので、まずは動画でお水取りを確認してみたいと思います!

奈良東大寺二月堂 修二会 お水取り Todai-ji, Nara Japan

お水取りとは3月12日の深夜(13日午前1時半頃)、若狭井という井戸から観音様にお供えするための「お香水」を汲み上げる儀式のことを指します。

またこの行を務めるための灯りとして夜になると大きな松明に日がともされ、これが一般の方にとっては「春を告げる合図」として魅力となっているんですね。

大きな松明に火を灯すのでお水取りは別名「お松明」とも呼ばれていて、3月の本行中は毎日あげられます。

3月12日は特に大きな籠松明が11本上がる日として有名で、これを見るためにたくさんの方が訪れているんですね。

そもそも修二会は3月12日にのみ行われているものと認識している方も多く、また最も盛り上がる12日はとても人気があり、深夜ながらも毎年2~3万人もの方が来場しています。

ですから入場規制が行われて入れなくなる可能性もあり(広場は本来3~4千人しか入れないため)、どうしても12日に見たいのであれば夕方17時頃には待機のつもりでいたほうが良いですね!

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