バリ島のお正月「ニュピ」!みどころまとめ!ニュピの意味は?

3月のお祭り
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バリ島の3月といえば「ニュピ」!どんな行事なの?

ニュピはサカ暦によって決まるので毎年日が違います。

2024年3月11日(月)6:00~3月12日(火)6:00

ニュピはよくある派手なお祭りとは違い、この日一日の外出や労働、灯りの使用、宴会などの賑やかな行為が禁止され、静かに一日瞑想しながら世の中の平和を神様に祈る特別な日です。

デンパサール国際空港も閉鎖されますので「旅行者だから関係ない」とは言ってられず、このルールを守る必要が出てくるんですね。

ニュピはバリ・ヒンドゥー教徒にとって最も大切な日で、ニュピ当日はバリ島に住む外国人や異教徒、観光客などを含めた「バリ島に滞在している全ての人」がニュピのルールを守る必要があります。

こっそり出かけようとしてもパトロールも出回っていますし、何より他国に遊びに行って現地のルールを守らないという行動は……ちょっとしたくないですよね!

具体的なニュピの雰囲気はやっぱり現地で味わうものではありますが、見ているだけでも清々しい気分になれる動画もありますのでぜひ参考にしてみましょう。

Morning of Nyepi day. バリ島ニュピの朝

ホテルに宿泊している場合、朝食は出してもらえることが多いです……が、昼夜は自分でパンや果物、カップ麺など食べられるものを用意しておく必要があります。

外出も禁止ですので当日になって慌てないよう、必ず前日までに一日過ごせる準備を整えておきましょう。

ここまでを聞くと「ニュピに行っても面白くないのでは?」と思われるかもしれませんが、ニュピの前日の行事「オゴオゴ」は観光客も多い、盛大なお祭りとなっています。

オゴオゴは悪の神を祀る日で、オゴオゴとニュピを合わせて善と悪のバランスをとっているんです。

オゴオゴの日は人形の山車や神輿が町を練り歩き、楽器を鳴らしながらお供え物につられてやってきた悪霊を追い払います。

オゴオゴは夜遅くまで続き、ニュピ当日の夜明けからニュピのルールを守って一日を過ごすことになりますが、この日は神様のお休みでもあるので必ず守りましょう。

その分オゴオゴは静寂とは全く縁のない派手なイベントになり観光客も楽しめますので、ぜひオゴオゴの日の動画も参考にしてみてくださいね!

バリ島 大晦日 Bali Nyep & OGOH-OGOH (ニュピ〜オゴオゴパレード)

一度は行きたい!神々の島「バリ島」とは?

バリ島は旅行先としても人気が高く有名な場所ですが、そもそもバリ島とはどんな島、そしてなぜ人気なのでしょうか?

バリ島は観光客が年間およそ300万人(日本人は年間20万人ほど)という、世界の人気リゾート地の中でも特に人気が高い場所です。

東南アジアのインドネシアにある島でバリ・ヒンドゥーが根ざした地域であり、伝統的な民芸品や音楽、舞踊など観光客に好まれる要素がたくさんあります。

またサーフィンのメッカとしても有名でマリンスポーツを楽しむ場所としても好まれますし、「常夏の南国」というのも開放的な気分になれるのも人気の理由です。

お店も多くショッピングも楽しめる、海もビーチもきれい、バリ・ヒンドゥーを信仰している方が多いためイスラム圏内でもお酒が飲める、料理が美味しい、物価も比較的安め……

バリ島の人気の理由はこのようにたくさんあり、料理も美味しいため「また行こう」と思われることが多いのも人気が続く理由なんですね。

日本からバリ島へ行くにはやっぱり飛行機が定番ですが、直行便でも早くて7時間、遅くて8時間弱程度かかります。

途中で寄る場合はその分の時間も加算されますので、半日程度はかかると思っておいたほうが安心ですね。

バリ島のベストシーズンは目的によっても多少変わりますが、4月から10月までの乾季の間は比較的雨も少なく、湿度も低いので快適に過ごしやすいです。

「バリ島といえばやっぱりきれいな海と青い空を楽しみたい!」という方は乾季、特に季節の変わり目で左右してしまいやすい4~5月を避けて考えることをおすすめします。

11月から3月までは雨季となりスコールと呼ばれる土砂降りの雨がほぼ毎日降りますが、しかし同時にフルーツが美味しい季節でもあるんです。

ドリアンやマンゴーなどの南国フルーツを味わいたいという方は雨季こそが狙い目で、特に12月から2月頃がおすすめです!

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