ノロウイルスの潜伏期間とは?家族が発症したらするべきことと、予防策!

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ノロウイルスに家族がかかってしまったら真っ先にすることリスト

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ノロウイルスに特効薬はありません。

症状の持続する期間は短いですから、その間にできるだけの処置をしておきましょう。

感染者に対して行う処置

○脱水にならないように、できる限り水分の補給をしましょう

乳幼児や高齢者は脱水症状を起こす場合があるので、場合によっては病院で点滴をしてもらいましょう

抗生物質は効果がありませんし、下痢の期間を遷延させることがあるので、ノロウイルス感染症に対しては通常は使用しません

吐き気止めや整腸剤などの薬を使用する対症療法が一般的です。下痢が長びく場合には下痢止めの薬を投与することもありますが、最初から用いるべきではありません。

二次感染を防ぐための処置

おう吐物・下痢便の処理
ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。

そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染します。

塩素系の消毒剤(商品名:ピューラックス、ミルトンなど)や家庭用漂白剤(商品名:ハイター、ブリーチなど)を使ってしっかり消毒するようにしましょう。

汚れた衣類などの洗濯
おう吐物や下痢便などで汚れた衣類は大きな感染源です。

そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、洗濯槽内にノロウイルスが付着するだけではなく、他の衣類にもウイルスが付着してしまいます。

おう吐物や下痢便で汚れた衣類は、マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどでまず水洗いし、更に塩素系消毒剤(200ppm以上)で消毒することをお勧めします。

参照:国立感染症研究所 感染症情報センター

感染症情報センター:ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け)

恐怖のノロウイルスに感染しないためにはどうしたらいいの?

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学校、職場、施設内でノロウイルス感染によるおう吐・下痢症が発生しても、その最初の発端は家庭内での感染による場合が多いです。

特に子どもや高齢者は健康な成人よりもずっとノロウイルスに感染し、発病しやすいですから、家庭内での注意が大切です。

1.最も重要な予防方法は手洗いです。帰宅時、食事前には、家族の方々全員が流水・石けんによる手洗いを行うようにしてください。

2.貝類の内臓を含んだ生食は時にノロウイルス感染の原因となることを知っておいてください。高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。

3.調理や配膳は、充分に流水・石けんで手を洗ってからおこなってください。

まとめ

重い症状に苦しめられ、二次感染も広がりやすいノロウイルス。

感染してしまったとしても正しい知識があれば影響は最小限に抑えることができます

落ち着いて対処するように心がけましょう。

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