お菓子づくりに必須!「バニラエッセンス」とは?
バニラエッセンスとは何なのでしょう?
よくお菓子作りに使われるものです。
特に多いのが、カスタードクリームやバニラアイスクリーム、プリンですね。
これらのお菓子はバニラの甘い香りが必需品なんです!
そんなお菓子作りに欠かせないバニラエッセンスは、何から作られているのか、意外と知らない人が多いんじゃないでしょうか?
バニラエッセンスは、バニラ果を陰干しにして、バニリンという香り成分のエキスを抽出して、アルコールに溶かして薄めたものです。
ただ、最近は化学合成でバニリンを作り出したり、木材のリグニンから抽出したりもするので、安価なものだと天然ではない可能性が高いです。
そういったものは、天然よりも香りが劣ると言われています。
バニラエキストラクトと呼ばれる高価なバニラエッセンスは、一本数百円と言われる高価なバニラビーンズをお酒に直接漬け込んで作られた物で、高級洋菓子などに用いられることが多いです。
他にも、オイルで香り成分を薄めた、バニラオイルがあります。
バニラエッセンスの場合は、水やエタノールが使用されるのに対して、バニラオイルは油脂を溶剤として用いるため、加熱にも強く、焼き菓子に使用しても香りが揮発することがありません。
Vanilla Extract バニラエッセンスの作り方
バニラエッセンスの賞味期限はいつまで?
バニラエッセンスは、一度の使用でわずか数滴です。
そのため、開封後も使い切ることなく、長期に渡って冷蔵保存されることが多いです。
多くの家庭で、3年物、5年物、10年物、20年物などさまざまですが、賞味期限切れがほとんどです。
基本的には賞味期限は短いもので1年と記載されていることでしょう。
ただ、賞味期限が過ぎていても、香りに異変がなければ大抵の場合は問題ありません。
劣化してアルコールに溶けていた物質が沈殿していたり、白濁化していても、お菓子作りで使用するのはわずか数滴なので健康被害が起こることはありません。
匂いに変化があるようだと感じた場合は、数滴を小皿に入れて品質を確かめるようにしましょう。
匂いがおかしいと思った場合は、使用をやめるのが良いと思います。