もち米からお餅をつくりたい!赤飯を炊きたい!そもそも「もち米」って?
まずは、もち米が何なのか説明しましょう。
私たちが普段食べている普通のお米は「うるち米」といいます。
潰すことでお餅になったり、お赤飯やおこわに使用されるのが「もち米」です。
もち米は白くて不透明なので、うるち米と混ざっていてもすぐに見分けられます。
さらに、うるち米はでんぷんの成分の中にアミロースとアミロペクチンが混在しているのに対して、もち米はアミロースを含まず、アミロペクチンが100%となります。
このアミロペクチンがお餅になった際の粘りとなるのです。
もち米をお餅にして食べるのは、日本特有の食べ方ですが、海外でももち米を使った料理やお菓子は多数あります。
ただ、韓国や中国では餅というと、うるち米を粉にして蒸したり、うるち米ともち米を混ぜて蒸すことが多いです。
タイには、もち米とココナッツミルクを竹筒で蒸し焼きにしたお菓子がありますよ。
フィリピンにも全く同じ料理でビコというものがあります。
ボリューム満点!もち米団子
もち米の賞味期限は1年?いつまで美味しく食べられる?
もち米に賞味期限があるのかというと、市販のもち米の袋を見れば分かるんですが、製造日が記載されているだけで、賞味期限はないと思います。
生のもち米の状態であれば、保存方法によりますが、2年から5年はもつそうです。
ただ、最もおいしく食べられる状態は、1~2年までと言われています。
もち米には油分がないため、酸化しにくいので、米類の中でも長期保存が可能なんだそうです。
賞味期限がなく、腐ることもほとんどないもち米ですが、虫に食われる可能性はあります。
保存方法を間違えば、虫に食べられてしまい、食べられなくなることがあるので注意してください。
虫が湧くこともあれば、虫に食べられて、中が空洞になることもあります。
中が空洞の状態でも、食べられないことはありませんがおいしくないのであまりおすすめはできません。
フライパンで出来る!「もち米シュウマイ」の作り方