健康にいいの?!代用コーヒーとは?
代用コーヒーは普通のコーヒー豆を使ったコーヒーではなく、他の材料を使いコーヒー風味にした飲み物です。
よく知られている材料は、たんぽぽや大豆、チコリ、どんぐりなどです。
たんぽぽコーヒーは、聞いた事があるかもしれませんが、コーヒー好きな妊婦さんに好まれています。
代用コーヒーでも、しっかり苦味の成分が入っているため、コーヒー独特の苦味は充分感じられますが、やはり本物のコーヒーとは違うため馴染めない人もいます。
代用コーヒーには、カフェインが含まれていないため、健康志向の人たちが飲んでいることが多いようです。
代用コーヒーは、もともと戦時中などコーヒー豆が入手困難な時に、他の材料でコーヒーが作れないものかと模索していた中で生まれた飲み物です。
単独で飲む人もいれば、コーヒーに混ぜて飲む人もいたようです。
こんなにあるの?代用コーヒーの種類は?
代表的な代用コーヒーを3つご紹介します。
自宅でも簡単に作ることができますので、参考にして下さい。
たんぽぽコーヒー
たんぽぽコーヒーは、戦時中の日本でも飲まれていました。
たんぽぽの根っこの部分を焙煎して挽いたものをお湯で抽出します。
たんぽぽコーヒーの効能は、腎臓の機能改善による利尿作用や肝機能改善です。。
また、血行が良くなるため冷え性も改善されます。
便秘や発毛・育毛にもよく効くと言われています。
妊婦は母乳の出や質が良くなり、ホルモンのバランスを整えてくれる働きもあるようです。
<たんぽぽコーヒーの作り方>
①たんぽぽの根だけを切ってよく水洗いする
②1cmくらいに根を切って水にしばらくつける
③ミキサーや包丁で細かく刻む
④天日干しにするか、フライパンで炒る
⑤ドリップする
動画_【サバイバル術】タンポポでコーヒーを作ってみた」
大豆コーヒー
大豆を焙煎してコーヒーにしたものです。
期待できる効能は、ダイエット効果やホルモンバランスを整える効果です。
若い女性や妊婦さんに人気です。
もともと大豆はイソフラボンというポリフェノールや、アミノ酸を豊富に含んでいるため、女性が摂取するといいと言われている健康食品ですし、そのエキスを抽出して飲むということで、とても効果が期待できそうですね?
また、大豆コーヒーには、女性にうれしい美白効果もあるようです。
<大豆コーヒーの作り方>
①大豆を中火で10分間炒る。
②大豆が黒色になったら火を止め、皿に広げて冷ます。その間も余熱で焙煎が進む。
③ミルで挽きます。粗く挽くと淡白な味になる。
やさしいコーヒー 大豆コーヒー(Cookpad)
チコリコーヒー
チコリはヨーロッパ原産のキク科の植物で野菜です。
チコリコーヒーはすでにヨーロッパでは定着しているそうです。
チコリはヨーロッパでは、健康食品として葉や茎、根など全て食べ物として利用されています。
チコリコーヒーの効能は、デトックス効果や便秘、血糖値の上昇抑制、肝機能強化、むくみ改善、貧血予防などが挙げられます。
母乳の出が良くなるらしいですが、チコリはハーブのため、妊娠中は飲んではいけないと言われています。
また、過剰摂取してしまうと流産を引き起こす可能性もあるそうです。
チコリコーヒーは、チコリの根を刻み乾燥させて焙煎させたものです。
チコリコーヒーはノンカフェインのため、カフェインが取れない妊婦に人気です。
また、寝る前にコーヒーを飲みたいという人にも人気があります。
<チコリコーヒーの作り方>
①根チコリを洗い、皮ごと細かく刻む。
②フライパンで極弱火で煎る。くっつきやすいのでヘラで混ぜる。
③20〜25分位、煎り続ける。
④茶色に色付いたら出来上がり。余熱で更に焙煎される。
「自家製チコリコーヒーの作り方」(Cookpad)