はじめてのアイススケート!滑り方のコツや服装は?
せっかくスケート場に行っても氷の上に立つのが怖くてリンクにいけない、なんてことになっては残念ですよね。
ですからまず最初に初心者向けのスケートのコツを、動画を参考にしつつチェックしてみましょう!
スケートをスイスイ~ッとすべるコツ
動画でも言われている通り、まずはかかとを拳1個分開けつつ氷の上に立ってみるところからはじめます。
このときに重心を後ろに向けてしまうと仰向けに倒れて頭を打ち大怪我になる可能性もありますので、後ろに重心を持ってきてしまうよりは前に、前傾姿勢を取ってみましょう。
最初からいきなりすべろうと無理をせず、隅っこの手すりを両手で持ってまずは氷の上を移動するところから慣れていきます。
多少慣れてくると片手を離せるようになるので、焦らずゆっくり氷の上を滑ることに慣れていきましょう!
スケート靴を見るとわかるのですがつま先の部分がギザギザになっていて、「まずは歩くところから」とはじめてしまうと、このギザギザに氷を引っ掛けてこけてしまうことがあります。
ですから普段より足を外側に広げ、ギザギザを引っ掛けないようにゆっくり進んでみましょう。
そのとき膝を軽く曲げるように重心を下げ、ペンギンのような歩き方をイメージして見るとやりやすくなります。
ペンギン歩きに慣れたらいよいよ滑る練習ですが、実は練習といっても氷の上ですので、片足ずつ移動していけば勝手にすべっていってくれるんですね。
ゆっくり無理をせず片足で押しながら進み、止まりたい場合は内股にして重心を内側に向ければ止まりやすくなるので練習してみましょう!
また動画後半では靴の履き方や選び方も紹介されていますので、実際に行く前に一度動画で確認しておくと分かりやすいと思います。
ちなみに服装についてですが……まず最初に、スケートリンクは想像以上に寒いです。
氷が張られていてその氷が溶けないのですから当然といえば当然なのですが、防寒対策はきちんと整えていく必要があります。
そして防寒対策として「コート」を用意する方が多いのですが、転んでビシャビシャになることも考えるとダウンジャケットなど、防水仕様のものをおすすめします!
ボトムも基本的にはジーンズなどのパンツスタイル、出来れば伸縮性のある素材のボトムを選んだほうが安心です。
女性のスカートは基本的にはやめておくことをおすすめしますが、どうしてもスカートや丈の短いボトムなどが良い場合は、厚手のタイツやレギンスを合わせます。
基本的なルールとして「肌は露出しない」、これを守って考えておけば問題ないと思います(怪我防止、冷え防止になります)。
タイツだけの場合はツルツルして靴の中で足が滑る可能性もあるため、上から履ける靴下も合わせて持っておくとより安心ですね。
さらにこけたときに氷のキズに当たることや他の方に踏まれる可能性を考えると、手袋は必須です(つけていないとリンクに入ること自体を禁止にしている場所も多いです)。
帽子も頭を守るためにあったほうが良いですが、こちらは場所によってはヘルメットの貸出が行われていることもあります。
防寒具としてあまりおすすめできないのは「マフラー」で、こけたときに他人を巻き込むこともある(うっかり踏んでしまうなど)ので、やめておきましょう!
全体の服装をまとめると「防水タイプのコート・帽子・手袋着用の上、肌が露出しない格好」となりますね。
アイススケートのマナーとしてはまず服装を守ることも含まれますが、靴紐はしっかり結ぶこと(ズルズル伸ばして他人が踏んでしまう可能性があります)も大切です。
またリンクでは回る方向が決まっていることがほとんどですので逆走はしない、初心者用として区切られているところがある場合は初心者の練習を妨げるような行動はしないようにしましょう。
初心者のうちは何度も転ぶものですが、転ぶときにも自分、そして周囲の安全のため、できるだけしゃがむように努力しましょう。
重心を下げた状態でころんだほうが怪我も少なく、周りへの影響も少なく済みますので、覚えておくと良いと思います!
初心者でも楽しめる!東京のアイススケート場3選!その1:明治神宮アイススケート場
場所:東京都新宿区霞ヶ丘町11-1
公共交通機関:都営大江戸線「国立競技場駅」より徒歩1分。JR中央・総武線「千駄ヶ谷駅」、「信濃町駅」より徒歩5分
明治神宮のアイススケート場は世界大会も開催されている広いスペース、そして良質なリンクと最高の環境が整っており、一年中アイススケートを楽しむことが出来る場所です。
各種教室や体験教室も揃っていますので、まず最初に何度か通って慣れたらそのような教室を考えてみるのも良いですね!
営業時間:平日13:00~18:00(最終入場17:00)、土日祝日10:00~18:00(最終入場17:00)
営業日:休館日はありません。※競技会などの都合によって変更になる場合もありますのでご注意ください。
平日 | 土日祝 | |||||
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滑走料 | 大人 (高校生以上) | 小人 (中学生以下) | 大人 (高校生以上) | 小人 (中学生以下) | ||
15時迄 | 1,370円 | 950円 | 1日 | 1,370円 | 950円 | |
15時以降 | 1,050円 | 730円 | ||||
貸靴料(1日) | 520円 (フィギュア・15㎝~、ホッケー19㎝~、31㎝まで。1枚刃のみ) | |||||
付添見学料 (小学生以上) | 320円 | |||||
コインロッカー | 100円~ |
注意事項としては酒気を帯びた方やペットを連れた方の入場は不可、また他人に不快感を与える方、営業を目的とした方は入場することが出来ません。
場内に危険物やビン・カン・ペットボトル、そしてアルコール類を持ち込むことも出来ませんので、覚えておきましょう。
リンクの横切りや逆回りといった危険・迷惑行為、リンク内の雪で遊ぶことやリンクに穴を開けることなど、非常識な行動も全て禁止です。
詳しくは公式サイトにも説明書きがありますので、初めて行く方は必ず事前に一度目を通しておくと安心ですね。
明治神宮アイススケート場は有名な場所であるゆえに人気も高く、特にシーズン中となると非常に混雑する可能性もあります。
明治神宮アイススケート場 公式サイト: