1月のハンノキ花粉症の特徴は?注意点は?
そんなハンノキの花粉症になった場合は注意点があります。
口腔アレルギー症候群になりやすいことです。
ハンノキの場合は、リンゴ、モモ、ナシ、サクランボなどが口腔アレルギー症候群を起こしやすい食べ物で、発症すると果物、ナッツ、野菜などを食べた際に、のどや口の中、唇にかゆみを感じるようになります。
また、重度になると気管支喘息やアナフィラキシーショックを引き起こしてしまいます。
ハンノキ花粉で、口腔アレルギー症候群を引き起こすのは、15人に1人だそうです。
冬の時期に花粉症の症状が出始めたら、一度病院で検査をしてもらいましょう。
早めに、花粉症と知っておけば、対処できますからね。
ハンノキ花粉の有効な予防策は?
花粉を体内に入れないようにしよう
まず、花粉が体内に入らないようにするのが一番ですから、マスクや帽子、表面がナイロンの服、ゴーグルなどで防御するようにしましょう。
また、風が強い日には外出を控えた方がいいです。
外から帰ってきた時は、家の外で花粉をはたき落とすようにしましょう。
家に帰っても、手洗いとうがいは徹底しましょう。
すぐにシャワーを浴びて洗い流して、服を着替えるのも有効です。
室内では窓はなるべく開けず、洗濯物も外に干さないようにしましょう。
空気清浄機と加湿器をフル稼働させて、掃除機を念入りにかけて、床も水拭きしましょう。
免疫力を高めるのも効果あり
また、免疫を高めることも大切です。
ヨーグルトや納豆、バナナ、ハーブティーや緑茶などがおすすめです。
お年寄りには花粉症が少ないことをご存知ですか?
若い世代よりも長年、花粉を体内に取り込んでいるはずなのに発症者が少ないんです。
これは現代人のようにスナック菓子やインスタント食品を食べる習慣がないためと言われています。
さらに、田舎の方に住んでいる人が多く、アスファルトではなく、土の道に囲まれています。
健康のためにも、コンビニ食品やスーパーのお弁当も避けるようにしましょう。
アスファルトの場合は花粉が吸収されることなく、何度も空気中を飛来するのに対して、土の道は花粉が落ちても吸収するので空気中を飛びにくいと言われています。
まとめ
花粉症はある一定量を超えてしまうと、誰にだって起こりうるものです。
自分は大丈夫と思わずに、日ごろから食生活を中心に気を付けてみるのが一番の予防策になると思います。
1月なのに花粉症の症状が出たと思ったら、早めに病院に行くようにしましょう。
現在では症状を緩和する薬などもありますし、花粉症に対して正しい知識も教われるので後回しにしない方が良いですよ。