鳥インフルエンザがあるように猫インフルエンザも存在するの?
鳥インフルエンザの流行がニュースで大きく取り上げられることがありますが、ほかの動物にもインフルエンザが存在するのでしょうか?
動物のインフルエンザについて
鳥インフルエンザのほかに、馬、豚などの間ではインフルエンザが感染・流行することがあります。
また、動物の種類によってはインフルエンザウイルスの感染による疾病ではないけれども、症状が似ているためインフルエンザと名前を付けられているものも存在します。
猫インフルエンザはあるの?症状は?
猫インフルエンザはネコ科動物の上気道疾患ですが、インフルエンザウイルスが原因ではありません。
猫におけるインフルエンザ様の呼吸器疾患を指して言います。
猫インフルエンザの正式名称は「猫カリシウイルス感染症」と言います。
症状は人間のインフルエンザと非常に似ており、40℃以上の高熱、鼻水やくしゃみ、食欲不振のほか、口内炎・舌炎など口内に異常が起きます。
猫が風邪やインフルエンザにかかっている場合のサインは?治療方法は?
猫の具合が悪い時に風邪なのかインフルエンザなのかを見分けるにはどうすればよいのでしょうか?
風邪かインフルエンザかを見分けることが出来る特徴があるので覚えておいてくださいね。
猫が風邪やインフルエンザにかかってしまった時のサインは?
人間のインフルエンザとよく似た症状の猫インフルエンザですが、猫カゼの一種「猫ウイルス性鼻気管炎」もよく似た症状が出ます。
発熱や鼻水、目やになどか出ます。
両者の決定的な違いは、猫インフルエンザの場合は口内炎・舌炎などの口内に異常が起きるところです。
猫インフルエンザの治療方法は?自然治癒するの?
猫インフルエンザの症状が現れた時は、出来るだけ早く獣医の診察を受けるようにしてください。
ウイルスを直接攻撃するような薬はなく、インターフェロンを投与したり、抗生物質・点滴など各症状に対応した治療法となります。
通常は1~2週間で治りますが、こじらせると肺炎になり死に至ることもありますので、自己判断せずに必ず獣医の診察を受けてくださいね。