人が視界に入ると気になってしょうがない・・「脇見恐怖症」とは?
脇見恐怖症というのは、相手が自分の視界に入った際に相手が自分の視線を不快に感じていると思い込んでしまうというものです。
職場や授業中にはどうしても隣の人がいるものですが、その隣の人の視線も気になってしまいます。
自分が見ていることを嫌だと思っていないかという恐怖感を持つ人が多く、重度の場合は日常生活に支障をきたしてしまいます。
相手の視線が気になるので、どうしても相手を見てしまい、その結果、相手は場所を移動したり、実際に隣にいることを不快に感じてしまうケースもあり、そうなってしまうと、さらに脇見恐怖症を重いものにしてしまう悪循環に陥ります。
公共の場にいると、当然多くの人がいます。
誰もが必ず誰かを視界にとらえてしまうものですが、通常の人であればそのことを一切気にすることはなく、他人に見られていてもさほど気にしないものです。
ですが、脇見恐怖症の人は、自分が見てしまった相手が、こちらをずっと見ていると思い込んでしまいます。
いわば、一種の視線恐怖症なんです。
脇見恐怖症かも!?チェックリスト、そもそも原因は?
・隣の人の視線が気になる
・隣の人が一度は隣に立ったのに、すぐに逃げ出してしまう
・体形や容姿にコンプレックスを抱いている
・隣の人が自分が見ていることに迷惑がっているように感じる
・見てしまった相手が嫌な顔をしている
・視界に入った相手が、自分の視線を不快に感じて離れたと思ってしまう
このように、見たくないけど、目に入った相手が迷惑がっているように感じてしまう場合は脇見恐怖症の可能性が高いです。
脇見恐怖症、その原因は…?
脇見恐怖症に陥ってしまう原因としては、大きなトラウマになるような出来事があった場合もありますが、大抵の場合は些細な事です。
例えば、他人との出来事、いじめや家庭環境、自分の容姿に関するコンプレックスなどが挙げられます。
脇見恐怖症に陥った人は、自分が見てしまった人の誰もが自分を見ているような気がしてしまい、迷惑がって嫌な顔をされたと思い込んでしまっています。