東京で銀杏拾いができる場所は?時期・食べ方・拾い方まとめ!

10月のお祭り
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そもそも銀杏はどうやってできるの?種なの?身なの?

銀杏って何?

銀杏とは、イチョウの種子です。

拾った時は周りに丸い果肉のようなものが付いていますが、そこも含めイチョウの種子となります。

私たちがよく見る銀杏周りの皮を取り除いた状態で売られています。

ちなみにイチョウの木はメスとオスがあり、実が付くのはメスの木です。

ただし、メスの木だけがあっても実はならず、花粉が飛んでくる距離にオスの木があり、受粉できる環境が必要です。

裁判所横の銀杏の実

あのニオイの正体は・・・

銀杏が落ちてくると独特のニオイが周辺に漂いますね。

あのニオイは銀杏の周りの皮に含まれる成分が原因です。

下記の2つが合わさることで、更に強烈なニオイに進化します。

■酪酸

バターなどの乳製品に含まれるニオイ成分です。

牛乳が腐ったようなニオイがします。

人間の皮脂にも含まれていて、足のニオイの原因の1つとされています。

■エナント酸

腐った油のようなニオイの成分です。

ツンとする強烈なニオイがします。

銀杏拾いのポイント!どんな銀杏を拾えばいい?注意点は?

銀杏拾いをする上でいくつか気を付けなければならない点があります。

持って行く道具

■ゴム手袋

銀杏の皮は強アルカリ性で、素手で触ると赤く腫れたり、湿疹ができることがあります

厚いタイプだと細かい作業がしづらいので、薄手のゴム手袋を持って行きましょう。

チャック付きの袋

普通のビニール袋でも持って帰れますが、電車やバスでニオイが漏れて、周りの人に迷惑がかかります。

拾った銀杏はジップロックなどの密閉できる保存袋に入れましょう

銀杏拾いの注意点

最低限下記のことに気を付けて銀杏拾いの場所を選びましょう。

■拾う場所にメスの木があるか?

銀杏はメスの木にしか生りません

街路樹などはニオイや手入れのしやすさから、オスの木しか植えていないところもあります。

オスメスの判断は、葉っぱの形で判断できます。

オスの葉は真ん中が裂けていて、メスの木は繋がっています。

写真は、メスの葉です。

■拾っても大丈夫な場所か?

公園や街路樹から落ちた銀杏は基本的に拾っても大丈夫です。

ただし、学校や個人の所有地に生えているものはとってはいけません。

大学やお寺、神社など誰でも出入りできるところは、事前に拾っても良いか確認しておきましょう。

■イチョウの木の大きさ

銀杏の大きさはイチョウの木の大きさに比例します

小さい木からとれる銀杏は小さく、後の処理が大変ですし食べ応えもないので、なるべく大きいイチョウの木のある場所で拾いましょう。

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