銀杏を拾った後、どうしている?下処理・おすすめレシピ!
銀杏拾いに行ってもすぐに食べられるわけではありません。しっかり下処理した上で調理していきましょう。
基本の下処理
用意するもの:バケツ(大きめのボウル)、ごみ袋(ラップ)、ザル、ゴム手袋
①バケツに銀杏と水を入れて、2~3日放置してふやかす。
※ごみ袋やラップなどで、ニオイが拡散されないようにフタをします。
②銀杏をザルにあげ、表面の皮を綺麗に擦り落とす。
この時にゴム手袋を使用します。(手荒れ、ニオイ対策)
③皮が綺麗に落ちたら、2~3日程天日干しして殻を乾燥させる。
銀杏の下処理方法
保存方法
殻をしっかり乾燥させた銀杏は、紙袋や新聞紙に包めば、冷蔵庫で1か月ほど持ちます。
長期保存する場合は、殻から取り出し塩茹でして薄皮を剥いた状態で冷凍庫で数カ月程保存できます。
おすすめレシピ
■塩煎り銀杏
香ばしく素朴な銀杏の味を楽しめます。
材料:銀杏、塩
作り方:銀杏の殻をトンカチなどで割る。フライパンに殻付きのままの銀杏と塩を適量入れフタをする。10~13分ほど炒って、殻の割れ目が大きくなったら火から下ろす。
■銀杏キノコの秋ご飯
銀杏のほろ苦さで大人な炊き込みご飯です。
材料:米、銀杏、そめじ、舞茸、干しシイタケ、人参、酒、醤油、みりん、和風だしの素、塩
作り方:
①お米はといでザルにあげておく。干し椎茸は戻して小さく切る。銀杏は皮をとり、人参は千切り、キノコは小房に分ける。
②お米をお釜に入れ、調味料、椎茸の戻し汁を入れ、目盛3合のところまでお水を加える。
③ ②の上に銀杏、キノコ、人参をのせ、炊飯器のスイッチを入れる。
④炊き上がったらよく混ぜて、器に盛り付けたら出来上がり♪
■楽ちん♪レンチン♪で銀杏♡
材料:銀杏、封筒
作り方:封筒の中に銀杏を入れ、口を2~3回折る。600wのレンジに1分かける。殻を割りながら食べる。
■【やみつき!】ぎんなん揚げ
材料:銀杏、揚げ油、塩
作り方:銀杏の殻をハンマーやペンチなどで割り、実を取り出す。フライパンに油と銀杏を入れ、弱火で10分程転がしながら揚げる。油をきったら塩を振る。
まとめ
銀杏拾いの時期、関東は9~11月上旬、関西は9月中旬~11月下旬。
銀杏とは、イチョウの種子でメスの木にしか生らない。
銀杏拾いにはゴム手袋とチャック付きの袋が必須
下処理の際は、ニオイに注意!
無料で拾えるとっても美味しい銀杏ですが、あまり食べ過ぎると銀杏中毒になることがあります。
大人40個、子供7個以上は危険とされています。
銀杏拾いで嬉しくて食べ過ぎないように注意しましょうね。