10月・11月がベスト!銀杏拾いに最適な時期は?
銀杏が落ちて銀杏拾いが行えるようになるのは、全国的には9~11月のイチョウの葉が黄色に色付く前です。
そのため地域によって最適な時期には多少差がありますが、大体10~11月が最盛期を迎えます。
イチョウの葉が黄葉し、見頃の辺りには銀杏は残っていないことが多いです。
12月に入ってからだと、遅すぎることがほとんどです。
関東地方
関東では比較的早く、9月に入った頃から落ち始めて、11月上旬ごろまで楽しむことができます。
関西地方
関西では、関東よりも1~2週間程遅く、9月中旬~11月下旬ごろまで銀杏拾いができます。
そもそも銀杏はどうやってできるの?種なの?身なの?
銀杏って何?
銀杏とは、イチョウの種子です。
拾った時は周りに丸い果肉のようなものが付いていますが、そこも含めイチョウの種子となります。
私たちがよく見る銀杏は周りの皮を取り除いた状態で売られています。
ちなみにイチョウの木はメスとオスがあり、実が付くのはメスの木です。
ただし、メスの木だけがあっても実はならず、花粉が飛んでくる距離にオスの木があり、受粉できる環境が必要です。
裁判所横の銀杏の実
あのニオイの正体は・・・
銀杏が落ちてくると独特のニオイが周辺に漂いますね。
あのニオイは銀杏の周りの皮に含まれる成分が原因です。
下記の2つが合わさることで、更に強烈なニオイに進化します。
■酪酸
バターなどの乳製品に含まれるニオイ成分です。
牛乳が腐ったようなニオイがします。
人間の皮脂にも含まれていて、足のニオイの原因の1つとされています。
■エナント酸
腐った油のようなニオイの成分です。
ツンとする強烈なニオイがします。