義父の葬儀、長男の嫁として香典は必要?
夫婦別々で香典を包むことはないので、長男の嫁という個人での香典は必要ありません。
ちなみに、親の香典には10万円、御花代に3万円~5万円くらいを相場としている地域が多いですよ。
もちろん、地域によって異なるので、調べてから包んだ方が良いですが。
また通常は、同居している家族は香典の必要がありません。
さらに、喪主である場合も、もちろん必要ありません。
別居しており、喪主ではない場合は、長男夫婦として故人と直系親族であっても香典を持参するのが習わしです。
知っておきたい香典袋の書き方
香典袋の書き方ですが、故人の宗派に合わせて書くのがマナーです。
連絡を受けた際に宗派や宗教を確認するのが一般的です。
ただ、よく分からない場合は、「御霊前」と書けば神式、キリスト教式、仏式でも使えます。
この言葉は通夜でも葬儀でもOKです。
のし袋の絵柄ですが、蓮の花が描かれているものは、仏教にしか使えないので注意してくださいね。
キリスト教の場合は、百合の花や十字架が書かれた物を使用しましょう。
夫婦で連名で書く場合は、夫の名前の左側に妻の名前を書きましょう。
義父の葬儀で、長男の嫁として義母にかける言葉は?
葬儀の際に、長男の嫁として義母にかける言葉って、けっこう悩んでしまうものですが、別居していたとしても、義父は親ということになるので、下手な言葉をかけるよりも、義母を気遣う言葉をかけた方が良いでしょう。
「私に何かできることはありますか?」とか「私ができることがあれば言ってください」、他には「疲れてませんか?」などが妥当だと思います。
旦那にとっては父親なので、相手の気持ちを汲んで、声をかけた方が良ければ「大丈夫?」とか「疲れてない?」などと気遣う言葉をかけてあげましょう。
人の気持ちに対してかける言葉なので、どれが正解というのはありません。
相手の性格によって正解となる言葉は変わることでしょう。
普段から相手を見ていればおのずと、正解の言葉が分かると思いますよ。
まとめ
長男の嫁になったら、いつかは義父や義母の葬儀を喪主の妻として務める日が来ると思って準備しておけば困ることはないでしょう。
しかし、実際にはそんなことは難しいと思います。
とくに葬儀については全国共通のマナーではないので、自分の常識が通用しないことも多々ありますから、知っている人に教えてもらいながら務めれば良いのです。
葬儀の基本的なマナーさえわかっていれば問題はないでしょう。
葬儀に参列した経験が一度もない場合は、最低限のマナーだけ勉強しておくようにしましょうね。