義実家と絶縁をしたい、絶縁した。その理由とは?
絶縁という言葉は、とても強い印象がありますが、もっと簡単に考えれば、ただ夫の実家と付き合いがほとんどない状態のことです。
そもそも、なぜ義実家と絶縁状態になってしまったのか、その理由として多いのは価値観の相違が大半です。
具体的な例をあげてみます。
「結婚式の時のマナーが悪かった」
スタートラインからいきなり問題が起こるのが結婚式です。
準備段階でトラブルになって結婚が白紙になることもありますが、人生の一大イベントになる結婚式で相手の親に常識外れなマナー違反があるとその後の付き合いは難しくなります。
「孫を作れと催促ばかりする」
孫の誕生を心待ちにしてくれるのはありがたいとしても、子供を作る計画にまで口出しされるのはイヤなものです。
会うたびに催促されるようなことがあると、顔を合わせたくなくなります。
「義実家でこき使われる」
嫁をまるで家政婦のように使おうとする人は、今の時代でもまだ存在しています。
帰省のたびに一日中こき使われたりしたら、義実家に帰省したくなくなるのも当然でしょう。
他にも、義父母の酒癖が悪いとか、お金にルーズとか、家が汚いなど理由は色々ありますね。
絶縁状態だった義実家で不幸があった。出席すべき?
いくら義実家との付き合いを避けていても、冠婚葬祭は別に考えないと、自分が非常識な人間のような気がしてしまう・・。
それはそうですよね。
とくにお葬式に関してはとても後ろめたく感じてしまう方もいるでしょう。
この場合ですが、亡くなった方に少しでもお世話になったという思い出があるなら、出席した方が良いでしょう。
夫の親が亡くなった場合であれば、出席しないわけにはいきません。
もしも自分だけ出席しないとしたら、夫はかなりツラい立場になるので、その時だけガマンできるなら出席した方が良いでしょう。
どうしても出席したくないのなら、それなりの断り方をしないといけませんよね。
ただ、どんな理由を考えたとしても、親の葬式に出席しなかったというのは、その後に引きずる問題になると覚悟しないといけません。
誰が聞いても納得する理由としては、入院して外出が許可されないほどの病気やケガとか、海外など遠く離れた場所にいて間に合わないなど。
もしも葬式の時だけ断れたとしても、その後に続く法事まですべて出席しない理由にはならないので、つじつまが合わないような断り方をしない方が良いでしょう。