胸がチクチク痛む場合のNGな活動
胸にチクチクした痛みを感じたら、早めに医療機関で診察を受けましょう。
タバコやアルコールなどの心臓に負担をかけるようなことは避けた方が良いです。
ストレスからくる心臓神経症の場合、お風呂などに入るのは、リラックス効果が期待できます。
ただし、女性の場合は、乳腺症の可能性もあります。
その場合は、入浴などの乳房を温めることは避けたほうが良いようです。
普段の軽い運動は生活習慣病の予防になります。
しかし、胸に痛みを感じている時は、無理な運動はしないで安静に過ごしましょう。
いずれにしても、自分で判断することは危険です。
筆者の場合、毎年寒くなると時々胸の中心あたりが痛くなり、肋間神経痛かなと思っていましたが、ついに心筋梗塞になり、ステント挿入手術を受けて一命をとりとめました。
大きな病気の前触れという可能性もありますので、早めに専門の医師に診てもらうようにします。
心臓を病から守るために普段から気をつけたいこと
心臓病を予防するためには、普段の生活習慣が大切です。
日常生活の中で気を付けたいことをピックアップしてみます。
1.味付けの濃い食事や外食を控える
塩分や脂肪、糖分の摂りすぎは動脈硬化を引き起こす原因になります。
食事は薄味なものにします。
また、外食やインスタント食品などは、できるだけ控えるようにします。
脂肪の多い肉類中心の食生活をおくっている人は、野菜中心に変え、栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂るようにします。
2.定期的に軽い運動を行う
ウォーキングなどの軽い運動を定期的に行いましょう。
激しい運動は逆に心臓に負担をかけてしまうことがあります。
軽い運動から始めて、徐々に体を慣らすようにします。
定期的な運動は、身体の基礎代謝を向上させ、血行を良くしてくれます。
またリラックス効果もあります。
3.喫煙はNG
喫煙は、血管を収縮させ心臓に負担をかけます。
喫煙をやめれば心臓の死亡率はぐんと下がります。
喫煙の習慣がある人は、この機会に禁煙してみるのはどうでしょうか。
4.ストレスをためない生活
現代社会でストレスなしの生活というのは現実的ではありません。
しかし、できるだけストレスをためないような生活をおくるように努めましょう。
自分なりのストレス解消法を身に付けておくことも効果的です。
生理前や生理中の胸の痛みの正体は?
生理前や生理中に胸が張り、痛みを感じることがあります。
これは黄体ホルモンが普段より多く分泌されることが原因です。
特に生理の5日から10日前くらいから起こる症状は「月経前症候群(PMS)」と呼ばます。
PMSには、胸のはりや痛みの他に、腰痛、イライラ、頭痛などを感じるひともいます。
PMSの予防や症状の緩和には、普段から規則正しい生活をおくることが大切です。
栄養バランスのとれた食事と良質の睡眠がとれているか、自分の生活スタイルを見直してみましょう。
また、昔から、PMSなどの症状の緩和にはハーブティーがよく用いられます。
サプリメントや漢方でも、PMSに効果的だと言われるものがありますので、それらを利用するのもよい方法です。
ただし、毎月、痛みがひどいような場合は、「乳腺症」の可能性もあります。一度、婦人科で相談してみましょう。
まとめ
胸にチクチクした痛みを感じても、大きな病気だとは限りません。
心臓病かも、と不安になるのは分かりますが、あまり気にしすぎるとかえってそれがストレスになることもあります。
痛みを感じたら、まず安静にして、早めに医療機関を受診するようにします。
日ごろから定期検診などで、こまめにチェックしておくと安心ですね。