世界遺産白川郷の「どぶろく祭り」がすごい!
世界遺産として名高い白川郷は、岐阜県にあります。
合掌造りの集落として知られ、合掌した手のような形に似た特徴的な屋根の民家が立ち並びます。
屋根が合掌造りになっていることで、重い雪が家を押しつぶしてしまうことがないそうです。
さらに、広いスペースの屋根裏部屋が確保できたことで、養蚕が盛んに行われました。
合掌造りの家は巨大だったため、いくつもの世帯が一緒に生活していました。
屋根の葺き替えは30~40年に一度行われ、200人もの村人が集まり1日がかりで行います。
美しい景色の中で特別なお酒のお祭り
合掌造りの集落は雪の降り積もる時期にはとても美しい景色を形成し、多くの観光客を魅了します。
大昔にタイプスリップしたような光景を楽しむことができますよ。
そんな世界遺産の白川郷では毎年、天下の奇祭と言われる「どぶろく祭り」が開催されます。
毎年10月の中旬に行われている白川郷の「どぶろく祭り」は、特別なお酒であるどぶろくが観光客にも振舞われるとあってとても人気があります。
どぶろく祭りでは、白川郷の五穀豊穰、村人たちの家内安全、白川郷の平和を山の神様に祈願するお祭りだそうです。
どぶろく祭り、スケジュール概要
どぶろく祭りは、例年10月14日から19日の6日間に渡って、白川村の各神社にて開催されます。
開催日程
[白川八幡宮]10月14日~15日:荻町合掌造り集落南
[鳩谷八幡神社]10月16日~17日:R156白山白川郷ホワイトロード入口交差点
[飯島八幡神社]10月18日~19日:道の駅白川郷正面
開催時間
[8時00分~]祭典:神社で祭典神事
[9時00分~]村廻り:地区内への御神幸行列
[15時00分~]どぶろくの儀:神社境内
[15時30分~17時00分]どぶろく振舞:神社境内
春駒・民謡奉納:神社奉芸殿
[19時00分~]獅子舞奉納:神社境内
郷土芸能奉納:神社奉芸殿
※春駒は白川八幡宮の祭礼のみ。
※日程・内容は各神社により異なります。
どぶろくをご賞味される方へ
どぶろくの振舞は、神社境内でのみ行います。
振舞の時間帯は大変混雑しますので、神社関係者及び地元消防団の指示に従ってください。
ご賞味される方は、事前に参拝記念の盃をご用意ください。盃は神社境内の志納所で取り扱っております。
神社指定の盃以外にはお注ぎしません。
盃の注がれたどぶろくを他の容器に移すなどして持ち帰ることはできません。発見した場合は神社から退場いただきます。
車を運転される方は、絶対に飲酒しないでください。
白川八幡宮、鳩谷八幡神社、飯島八幡神社の3か所で日程をずらして行われるので、長期滞在してすべての神社のどぶろくを味わってみるのも楽しいでしょう。
神社によって時間は異なりますが、だいたい8時ごろから祭典神事が行われ、9時ごろから地区内を廻る村廻りが行われ、多くの人が楽しみにしているどぶろくの振舞いが15時半から始まります。
民謡奉納も行われますよ。
19時ごろから獅子舞奉納、郷土芸能奉納も行われます。
天下の奇祭 白川郷「どぶろく祭り」|白川村役場 公式HP:
4k 白川郷どぶろく祭り2017 獅子舞奉納(夜の部) Shirakawa-go Doburoku Festival
アクセス情報
白川村に入りましたら、まず「村営せせらぎ公園駐車場」へ向かい、そこで係員の指示に従ってください。状況に応じて臨時駐車場へご案内します。
祭礼期間中は村内で交通規制が行われます。事前に交通情報をご確認ください。
各神社ごとに祭礼来場者の駐車場を設け対応しています。神社付近の看板や誘導員の指示に従ってください。
各神社ごとに祭礼来場者の駐車場を設け対応しています。神社付近の看板や誘導員の指示に従ってください。
どぶろくと日本酒って何が違うの?
そもそもどぶろくがどんなものかよく分からないですよね?
どぶろくは、粟や稗の雑穀類を原材料に造られた地酒で、もろみを漉さない濁り酒であり、太古の昔から作られてきました。
一説には1300年以上の歴史があるそうですよ。
どぶろくは祭礼に用いられており、山の神様への祈りを捧げるお祭りに欠かせないものだそうです。
私的な酒造りが禁じられた時代にも屈せずに受け継がれてきた歴史あるお酒でもあります。
白川郷のどぶろく祭りのどぶろくは、1月の下旬に神社酒蔵で作りこまれます。
白川郷内に点在する複数の神社でそれぞれに造られ、どぶろくの儀を終えた後に、神社境内で参拝客にふるまわれます。
このどぶろくは神社が代々受け継いできた秘密の製法で作られており、境内から持ち出すことも禁じられています。
ドブロクの作り方 その1 材料編