こんな状態になったヘアワックスは使わないほうがいい!
では、そもそもどんな状態になれば使用を控えた方が良いのか、気になりますよね。
一番わかりやすいのは、やはり変色です。黄ばむことが多いと思います。
さらに、硬くなることも多く、臭いが変わることもあります。
べたつきがでたり、水のようなものが出てしまうこともあります。
このような状態のものは完全に劣化した状態なので、すぐに使用をやめましょう。
劣化させないために気を付けたいことは?
劣化させないためには、開封前であれ、開封後であれ、風通しの良い涼しい場所で直射日光を避けて保管しましょう。
理想的な温度は15~20℃程度と言われています。
さらに、開封後の劣化を遅らせるためには、清潔な乾いた手で使用することです。
汚れた手や濡れた手でクリームに触れると菌が移りやすくなりますよ。
クリームを手に取る際には指ですくうように取りましょう。
広い範囲に触れるような使用も菌の増殖を手助けしてしまうことになるのでやめましょう。
【ワックス豆知識】ワックスに使用期限&長持ちさせる保存方法【美you部#1】
ヘアスプレーや、寝癖直しの使用期限はいつまで?
ヘアスプレーや寝癖直しなどは通常、スプレー系ですよね。
そのためヘアワックスよりも空気にふれる機会が減ります。噴出口を触ることも少ないでしょう。
そのため、開封済みであっても3年以内を目途に使い切ればよいと言われています。
きちんと長期間安全に使用したい場合は、なるだけ噴出口を清潔に保つようにしましょう。
液が多く付着した状態であればそこからスプレー容器内に菌が入り込みやすくなるので注意してくださいね。
品質に関しては3年程度であれば劣化しないとされています。
ただ、それでもスプレー缶などは底の方で素材が変質して劣化を招く可能性があるので、なるだけ早いうちに使うに限ります。
問題ないとは言われていても、注意は必要
スプレータイプの場合は、未開封であり、直射日光を避けて涼しい場所で保管するのであれば、3年から5年は問題ないと言われています。
ただ、問題はないかもしれませんが、美容系の研究は5年もたてば、当時は問題ない成分でも、毒素があると問題視されている可能性があるので、古いものを使用する場合はある程度の成分を自分で調べてから使用することをお勧めします。
まとめ
ヘアワックスはとっても便利なアイテムですよね。
日々のスタイリングに欠かせないものですが、少量で効果を発揮してくるものなので、あまり使わない人や女性なら2~3年放置してしまうことも多々あるでしょう。
指が直接触れますし、空気に触れる回数も多いものなので、安全に使用したい場合はやはりきちんと1年で使い切り、買い替えるようにしましょう。