鳴子こけし なぜ「こけし」が有名なの?
鳴子温泉でこけしが作られたのはいつ頃からなのかについてははっきりしていませんが、伝承などによると「江戸時代末期」と推定されています。
その頃から鳴子こけしの伝統は親から子ども、師から弟子と厳格な師弟制度で伝えられており、現在もそれぞれの特徴が受け継がれています。
鳴子こけしは首を回すと「キュッキュッ」と音が鳴るのが特徴で、あどけない素朴な可愛さが魅力です。
また他の伝統こけしと比べても写実的な描かれ方をしているという特徴もあり、当時から鑑賞するためのものとしての価値も高かったんですね。
こけし全体の歴史を見ても始まりは江戸時代末期、東北地方で湯治客へのお土産として作られた木製の人形からとなっています。
こけしは丸い形の頭部と円柱の胴体というシンプルな形態となっており、「幼児が遊ぶおもちゃ」として始まったんですね。
しかし鳴子こけしについては飾り物としての意味も強くあり、立てて安定するように比較的胴体も太めに作られていたようです。
本来おもちゃであったこけしですが、時代が移り大正になると、キューピー人形など新しいおもちゃによって衰退していきました。
しかしその頃から趣味でこけしを集める人も増えていき、「大人が鑑賞して楽しむおもちゃ」として現在も続いています。
祭り時期の鳴子温泉郷の宿の予約状況は?
全国こけし祭りは観光客も多く、元から温泉郷ということで宿も埋まりがち、なおかつ夏休みの終わりというタイミングもあり、具体的な来場者の人数は公表されていませんが早くからの宿の予約をおすすめします。
特に人気の高い宿に関しては早くから予約が埋まる可能性が高いですので、予約が可能となったらすぐにでも予約しておきましょう!
宿を予約する場合は楽天トラベルなどが空室状況の検索もしやすく、良い宿を探しやすいのでおすすめです。
まとめ
全国こけし祭りは動画を見たり温泉街の風景を見ているだけでもこけしがたくさん見られ、魅力的ですよね。
紹介しきれなかったイベントももちろんたくさんあり、こけしに関わるグッズや関連品をたくさん手にすることも出来ます。
実際に見るとまたもちろん違いますので、ぜひ今年の全国こけし祭りに、せっかくですから宿も取ってゆっくり温泉につかりつつ楽しみましょう!